小さくても押しの強さなら負けない! オラオラ顔の軽自動車5選
近年、軽自動車の販売台数はうなぎのぼりで、いまや日本で一番売れているクルマです。売れているからこそ競争も激化し、各メーカーとも個性的なモデルを発売しています。そこで、押し出しの強いフロントフェイスを持ったモデル5車種をピックアップして紹介します。
小さくても押し出し感でアピールする軽自動車5選
いま日本でもっとも売れているクルマというと軽自動車です。なかでも「ハイトワゴン」「トールワゴン」と呼ばれる背の高いモデルは、各社主力商品として販売合戦も激化しています。
そんな軽自動車市場に、2019年3月28日、日産「デイズ」と三菱「eK ワゴン」が加わりました。この2台も、もはや軽ワゴンで定番となった押し出しの強いモデルもラインナップされています。
そこで、現在販売されている軽自動車のなかから、存在感あるフロントフェイスを持ったモデル5車種をピックアップして紹介します。
●ホンダ「N-BOXカスタム」
ホンダ「N-BOXカスタム」は、いま日本で一番売れているクルマである「N-BOX」シリーズのカスタムモデルです。
現行モデルは2017年に発売された2代目で、フロントフェイスのデザインは近年の「ホンダ顔」にチェンジ。メッキされたバーを中心とした、吊り上がったフルLEDヘッドライトが特徴的に。
ホンダ車、そして軽自動車初となるシーケンシャル(連鎖点灯式)ウインカーも装備して話題となりました。単なるフロントのデザインだけでなく、走行中に動く光で個性を主張。
また、先進安全装備「Honda SENSING(ホンダ センシング)」をホンダの軽乗用車として初めて採用。新たに後方誤発進抑制機能を全タイプに追加するなど、押しの強さだけでなく安全面にも力を入れているクルマとなっています。
N-BOXカスタムの価格は2WD車が169万8840円(消費税込、以下同様)、4WD車が182万9520円からです。
●スズキ「スペーシア カスタム」
2013年にスズキ「スペーシア カスタム」は軽ハイトワゴンのスポーティモデルとして発売されました。2017年にフルモデルチェンジし、現行モデルは2代目です。
初代に比べると大幅に室内が拡大され、ホンダ「N-BOX」やダイハツ「タント」に対抗できるモデルとなり、販売台数も軽自動車で2位を維持しています。
パワートレーンは64馬力を発揮する直列3気筒ターボエンジンに、3.1馬力の直流同期電動機モーターを組み合わせたものと、52馬力の直列3気筒自然吸気エンジンとモーターを組み合わせた2タイプで、全車マイルドハイブリッドです。
また、室内の空気を効率よく循環させて、室温全体を均一にキープするスリムサーキュレーター(HYBRID XSターボ、HYBRID XS)も装備するなど、日常で使用する際の快適性も考慮されています。
スペーシア カスタムの価格は、2WD車が151万7400円、4WD車は163万8360円からです。
●ダイハツ「タント カスタム」
ダイハツ「タント」は軽ハイトワゴンとして、2003年の発売以来累計200万台以上を販売し、子育てファミリーを中心に幅広くセールスしているダイハツの基幹モデルのひとつとなっています。
現行モデルは2013年に発売された3代目で、押し出しの強いモデルが「タント カスタム」です。
メッキパーツをふんだんに使ったフロントフェイスに、LEDのイルミネーションもオプションで用意されるなど、ギラギラ系が好きなユーザーに刺さるクルマに仕上げられています。
また「スマートアシストIII」を装備(一部車種を除き標準装備)し、セーフティ・サポートカーS〈ワイド〉に適合するなど数々の先進安全装備も充実し、若者に限らず幅広いユーザーにも対応しているのです。
タント カスタムの価格は2WD車が152万8200円、4WD車が165万2400円からとなっています。
ムーブ・カスタムもなかなか