オラオラ家族御用達! アル/ヴェル、エルグランド、オデッセイ、ぴったりなのはどのミニバン?
トヨタに対抗するオラオラ顔のミニバン
低重心ボディで優れた旋回性能を実現 日産 エルグランド

エルグランドは、日産が誇るフラッグシップミニバンです。現行型で3代目となるエルグランドは登場から9年が経過していますが、2018年12月に行われた仕様変更により安全性能が大幅に強化されました。
車線逸脱防止支援システム&車線逸脱警報、インテリジェント エマージェンシーブレーキ、ハイビームアシストを全車標準装備とし、踏み間違い衝突防止アシストは歩行者も検知できるように機能向上され、「250XG」グレードを除く全車にインテリジェント クルーズコントロールを標準装備しました。
エンジンには直列4気筒の2.5リッターと、V型6気筒の3.5リッターガソリンエンジンが用意されており、駆動方式は2WDと4WDの設定があります。インテリアも高級車らしく落ち着いた印象で、シート生地も本革やスエードのほか、ネオソフィールやジャカード織物を用いたものが用意され、価格やデザインの好みに応じて自由に選べるようになっています。
スタンダード、ハイウェイスター、ライダーのそれぞれのグレードに大型グリルが採用されており、オラオラ顔もなかなかのものです。とくにライダーグレードのバンパー下部にあるフォグランプベゼルは、グリルと同印象のデザインとなっており、オラオラ顔をより強調しています。
エルグランドはモデル末期ということもあり、デザインや装備が熟成の領域に達しています。家族全員がゆったりとくつろげるスペースを有しながら、一人でドライブをする時には軽快なハンドリングも楽しめるエルグランドは、走りを忘れたくないオラオラ家族にオススメです。
知り合いがアルファードやヴェルファイアを選ぶなか、あえてエルグランドを選ぶことで抜け駆ける喜びを味わうことができます。
Lサイズミニバン中最高の低燃費を実現 ホンダ オデッセイ

ホンダのフラッグシップミニバンであるオデッセイは、現行型で5代目になるモデルです。乗用車的なプロポーションに3列シートを配し、ミニバンとしては低い全高でありながら多人数乗車ができるというコンセプトは、1994年に登場した初代モデルから受け継がれています。
初代から4代目までは通常のヒンジタイプのドアが採用されていましたが、現行型ではシリーズ初のスライドドアが採用されました。また、ガソリンエンジンに加えてハイブリッドエンジンをラインアップに加えたのもシリーズ初の試みです。
オデッセイのハイブリッドシステムは、ホンダのスポーツカーであるNSXや、フラッグシップセダンであるレジェンドにも採用されている「SPORTS HYBRID i-MMD」を採用。ダイレクト感のある走りと低燃費を両立し、JC08モード燃費では26km/Lという、今回紹介しているミニバンのなかでトップの数値を実現しています。
現行モデルでは、7人乗り、8人乗り、2WD、4WD。そしてガソリンエンジンとハイブリッドエンジンの選択が可能なうえ、さまざまな安全装備を充実させた「Honda SENSING」が全車標準装備となっています。オデッセイのフロントにも大型のグリルが与えられており、一見するとオラオラしていますが、ほかの車種よりも上質なオラオラ顔になっています。
オデッセイは他の車種よりも全高が低いこともあり、室内の開放感では今一歩及ばない部分もありますが、全方位でバランスの取れたミニバンとなっています。ホンダ オデッセイは、走りも、燃費も、室内の広さも欲しいと思っている、よくばりオラオラ家族にオススメの一台です。
【了】
Writer: くるまのニュース編集部
【クルマをもっと身近にするWEB情報メディア】
知的好奇心を満たすクルマの気になる様々な情報を紹介。新車情報・試乗記・交通マナーやトラブル・道路事情まで魅力的なカーライフを発信していきます。クルマについて「知らなかったことを知る喜び」をくるまのニュースを通じて体験してください。














