二輪用「ドラレコ」も人気! 今や「あおり運転」は世界規模で問題に
韓国ではドラレコ装着車は保険料値引きの対象に
東京モーターショー2019の会場では韓国のメーカー「THINK WARE」も前後にカメラを備えた新型のドライブレコーダーを出展。実際に製品を装着した車両も展示されました。
同社の製品では航空ドローンにも採用される6軸センサーを採用することで、揺れのない映像を実現していますが、今回の製品開発の経緯についてTHINK WAREの朴 洪英氏は次のように言います。
「日本と同じように、韓国でも“あおり運転”のような行為は多く見受けられますし、問題になっています。そのため、より安全にバイクに乗ってもらうために二輪用ドライブレコーダーの開発に着手しました。
すでに韓国とアメリカの市場に納入していますが、ツーリングを楽しむようなユーザーから高い支持を得ています。また、日本市場にも近日中に導入予定です。
韓国の場合、ドライブレコーダーを装着している車両は保険料値引の対象となりますが、日本においてもそうした制度が導入されることで普及が進めばと思います」
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2018年のアメリカ自動車協会(AAA)の調査によると、アメリカ人の8割以上が「後続車から煽られたことがある」と回答するなど、「あおり運転」は今や世界各国で問題となっています。
ドライブレコーダーを装着したからといって完全に「あおり運転」を回避できるとは限りませんが、万が一の際の立証用として備えおくのもいいでしょう。
【了】
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