デリカミニ!? 三菱の新型軽はSUV風「eKクロス」 一人勝ちハスラーに挑戦
三菱の新型軽自動車「eKワゴン」「eK X(クロス)」は、2019年3月14日から予約受注開始!気になるデザインやスペックはどうなっているのでしょうか。
三菱の新型軽自動車は魅力がいっぱい
三菱自動車は間もなく発売される新型軽自動車「eKワゴン」「eK X(クロス)」の概要と写真を公開し、同時に予約受注を開始しました。かなり前から存在がウワサされていたSUV風のモデル、キッチリとラインナップされています。
このSUV風のモデルは先に記した、eKクロスとネーミングされた新型車の方です。スズキのヒット車になっている「ハスラー」と同じコンセプト。むしろeKクロスの方が魅力的かもしれません。
というのも、衝突安全性や予防安全性で圧倒的な性能を持つといわれているからです。いまだ詳細なスペックは予約受注した人にしか公開されていないものの、1ヶ月ほど前、私(国沢光宏)のところに“ほぼ”概要が伝わってきていました。
もちろん正式発表されるまで不明ながら、このeKクロス、全グレードにサイド&カーテンエアバッグが標準で装備される模様です。
スズキ ハスラーの場合、オプション設定すらされていません。雪道などで横滑りして電柱に26km/hで衝突したことを想定した試験モードだと、サイド&カーテンエアバッグ無し車は死亡または重篤なダメージを受ける結果が出ています。
クルマにあまり興味がなければ気にしないと人も多いと思いますが、この点を認識してしまったら怖くなると思います。少なくとも私は推奨しません。
衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)の性能も圧倒的に違います。対歩行者の事故は70%程度が夜間に発生。新型eKクロスの自動ブレーキ、現行eKモデルのシステムを引き継いでいるようです。すなわち夜間の歩行者に対してもシステムが認識すれば、自動でブレーキを掛けてくれます。
加えてクルマの陰から出てくる歩行者に対するブレーキ性能もかなり違います。公的な試験動画もWEBでは見ることができるので、ぜひチェックしてみてください。
さらに、日産がセレナから搭載したプロパイロットと同じ?高速道路同一車線運転支援技術「MIパイロット」が軽初でメーカーオプション設定されるようです。
軽自動車とはいえ、高速道路で遠方に行く機会が多い人なら、このMIパイロット、オプションで選ぶことをオススメします。とくに渋滞中など運転では非常にラクです。