カワサキが「“新”1人乗り4WD車」発表! 電子制御パワーステアリング&「オンデマンド4WD」採用! 公道走行も可能なオフロード車「Brute Force 450 ESP T-cat」欧州で発表

カワサキ・ヨーロッパは2026年1月27日に、ATV(四輪バギー)「Brute Force 450(ブルートフォース450)」に電子制御パワーステアリング(EPS)を標準装備した兄弟モデル「Brute Force 450 ESP T-cat」を発表しました。

操作性と快適性を高める電子制御パワーステアリング(EPS)

 カワサキ・ヨーロッパは2026年1月27日に、ATV(四輪バギー)「Brute Force 450(ブルートフォース450)」に電子制御パワーステアリング(EPS)を標準装備した兄弟モデル「Brute Force 450 ESP T-cat」を発表しました。

 同社が展開するBrute Force 450は、オンデマンド2WD/4WD(通常走行は2WDで必要な時だけ自動で4WDに切り替え)に加え、便利なデュアルモード・フロントディファレンシャルで既に高い評価を得ている4輪の全地形対応車です。

 高耐久な水冷443cc SOHC 4バルブ単気筒エンジン、LEDライティング、独立懸架サスペンションといった優れたスペックを踏襲しつつ、新たにEPS搭載モデルが追加されたことで、このコンパクトかつパワフルなマシンの魅力がさらに拡大しました。

 新たに搭載された2つのモードを持つEPSは、Brute Force 450のハンドリング特性に上質な感覚を加えるもので、車速感応式とすることで低速域では軽い操舵力を実現する一方、高速域ではアシスト量を最適化し、コントロール性を高めています。

 ライダーは状況に合わせてアシストレベルを「スタンダードモード」と「ローモード」から選択できます。どちらのモードも車速感応式ですが、「スタンダードモード」はアシスト量が大きく、「ローモード」はアシスト量を抑えた設定となっています。

 システムは、ハンドルバーを操作するとEPS ECU(電子制御ユニット)に信号が送られアシストを開始します。ECUは、車速センサーとトルクセンサーからの情報をもとに、システムの電気モーターに必要な操舵アシスト量を決定。低速時や停止時にはアシスト力が最大となり、車速が上がるにつれてアシスト力は減少します。

カワサキの電子制御パワーステアリング搭載バギー「Brute Force 450 ESP T-cat」
カワサキの電子制御パワーステアリング搭載バギー「Brute Force 450 ESP T-cat」

 さらに、このEPSシステムはダンピング(減衰)システムとしても機能し、乗り心地とコントロール性を向上させます。ステアリング操作を行っていないニュートラルな状態では、電気モーターの慣性がスタビライザーとしての役割を果たします。

 便利で堅牢なラックには、最新バージョンの「カワサキ・クイック・リリース・システム(KQR)」が備えられており、フロントおよびリアキャリアには、新しいプラスチック製キャリアカバーが装着されています。

 また、欧州市場向けモデルは、欧州WTVA(Whole Vehicle Type Approval)に適合しており、オフロードだけでなく公道走行用としても登録が可能。これは、公道での最高速度を60km/hと規定するT3b(T-cat)カテゴリーに分類されます。

 多くのユーザーにとって、EPSがもたらす操作性は単に運転が便利になるだけでなく、疲労を軽減し長時間の作業を可能にするため、投資対効果の観点からも大きなメリットをもたらします。

 EPSおよびT-catを装備したBrute Force 450の導入により、世界のATV市場におけるカワサキの存在感はさらに高まることでしょう。

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Writer: くるまのニュース編集部

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