5人乗りの新「“スポーティ”ミニバン」発表! “カクカクデザイン”に迫力のエアロ採用! “GTI”風の赤いアクセントもイイVW「トランスポーター スポーツライン」英国モデル登場

フォルクスワーゲンの英国法人は2026年2月4日、万能ミニバン「トランスポーター」に、最上級スポーティ仕様「スポーツライン」を追加すると発表しました。GTIを思わせる専用デザインやローダウン足回りを採用した新グレードは、どのようなモデルなのでしょうか。

VWの万能ミニバンが「GTI」に?

 フォルクスワーゲンの英国法人は2026年2月4日、定番ミニバン「トランスポーター」に、シリーズ最上級となるスポーティ仕様「スポーツライン(Sportline)」を追加すると発表しました。

 実用性を重視した商用バンに、走りとデザイン性を融合させた点が大きな特徴です。

 トランスポーターは、1949年に初代モデルが登場したフォルクスワーゲンの商用バンです。75年以上にわたり進化を続け、現在では世界中で愛されるロングセラーモデルとなっています。

 初代モデルは「T1」と呼ばれ、ビートルをベースにしたリアエンジン・リア駆動のワンボックスとして誕生しました。当時はあくまで実用性を重視した商用車でしたが、高い積載性と耐久性、そして用途を選ばない使い勝手の良さから、配送車や作業車だけでなく、人を運ぶマイクロバスとしても活躍の場を広げていきます。

GTIを思わせる赤いアクセント
GTIを思わせる赤いアクセント

 このモデルはやがて「Bulli(ブリ)」という愛称で親しまれるようになり、フォルクスワーゲン商用車の象徴的存在へと成長しました。

 トランスポーターという車名が正式に使われるようになったのは、1990年に登場した4代目モデルからで、現行型は7代目にあたります。

 現行型トランスポーターは、純粋な商用用途を想定した「パネルバン」を中心に、後席を備え多目的に使える仕様、旅客輸送向けの「クルーバス」、ロングホイールベースを採用した「ダブルキャブ」など、用途に応じた多彩なバリエーションを展開しています。

 さらに9人乗り仕様の「カラベル」は、シャトルバスなど商業旅客輸送向けの上級モデルとして位置づけられています。

 フォルクスワーゲンの商用車ラインナップは、このトランスポーターを軸に、乗用志向を強めた「マルチバン」、そしてBEV(電気自動車)の「ID.バズ」で構成されています。いずれも“Bulli”の血統を受け継ぐモデルで、用途やライフスタイルに応じてキャラクターを明確に分けている点も特徴といえるでしょう。

 現行型トランスポーターはボディサイズも拡大され、標準仕様で全長5050mm、全幅2032mm、ホイールベースは3100mmを確保。約400mm長いロングホイールベース仕様も設定され、積載量は最大9.0立方メートルに達します。最大積載量や牽引性能も向上し、まさに“働くクルマ”としての実力を磨き上げています。

専用エアロパーツを採用した「トランスポーター スポーツライン」
専用エアロパーツを採用した「トランスポーター スポーツライン」

 インテリアも大きく進化しています。新設計のコクピットはデジタル化され、メータークラスターにはディスプレイを採用。視認性や操作性が高められ、長時間の運転や業務使用でも扱いやすい設計となっています。

 USBや12Vソケットも豊富に備え、プラグインハイブリッド車やBEVでは230V電源を追加することも可能です。

 パワートレインはディーゼルエンジン、プラグインハイブリッド、BEVをラインナップし、用途や使用環境に応じて最適な仕様を選べる点もトランスポーターならではの強みといえます。

 そんな実用性重視のモデルに、新たな価値を与える存在として登場したのが、今回発表されたスポーツラインです。

 専用デザインのフロント・リアバンパーやサイドスカート、リアスポイラーを装着し、足回りは専用スプリングによって約29mmローダウン。グロスブラック仕上げのグリルやミラーカバー、GTIを彷彿とさせる赤いアクセントラインが、精悍な印象を強めています。

 足元には19インチの専用アルミホイールを装着し、マトリクスLEDヘッドライトも標準装備。インテリアには赤ステッチ入りのエコレザースポーツシートやヒーター付きレザーステアリングホイールを採用するなど、ミニバンでありながら走りとデザイン性を重視した仕立てとなっています。

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 なお、英国で発表されたトランスポーター スポーツラインの価格は、ショートホイールベースのパネルバンで5万1105ポンド(日本円で約1083万円)から。装備が充実した仕様では約5万3000ポンド台(約1120万円)に達します。

 また、フォルクスワーゲン バス誕生75周年を記念した限定75台の特別仕様車「スポーツライン 75」も設定されており、こちらは5万2605ポンド(約1115万円)からと、特別感のある価格設定となっています。

 75年以上にわたり進化を続けてきたトランスポーターは、いまや“働くクルマ”の枠を超え、走りやデザインを楽しむ存在へと進化しました。スポーツラインは、その変化を象徴する1台といえそうです。

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Writer: くるまのニュース編集部

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