紙パック飲料もドーン!ゴミ箱、傘立て、マッサージ機能… アイデア満載車5選
だれもが困る傘を収納できる「ワゴンR」
●スズキ「ワゴンR」傘ホルダー
雨の日のドライブで意外と困るのが、傘の置き場ではないでしょうか。助手席に置いておくとシートが濡れたり、カーブで傘が転がって気になる、という経験をされた方は多いはずです。
そんな声を反映したかたちで、スズキ「ワゴンR」には軽自動車初の傘置ホルダーがリアドアに装備されています。
リアドア両側の内張りに傘ホルダーがあり、傘についた雨水は車外に排出される構造になっているので、水が溜まることはありません。
なお、トヨタ「ポルテ」にも同様な傘ホルダーが用意されています(サイドエアバッグ車では不可)。
ちなみに、ロールスロイス「ファントム」「レイス」「ゴースト」の場合はドア内(「レイス」はフロントフェンダー内)に専用の傘が収められています。
●スズキ「スペーシア」サーキュレーター
スズキ「スペーシア」は使い勝手の良さと充実した安全装備、アシスト式のマイルドハイブリッドシステムを標準装備するなど、高い人気を誇っています。
2代目にモデルチェンジした際に装備はさらに充実し、とくに「ハイブリッドX」グレードの室内に新たに追加された「スリムサーキュレーター」は快適性向上に大きく貢献する装備となっています。
サーキュレーターの通り、インパネから吹き出した温風、冷風を効率よく循環させて、温かい空気や冷たい空気の偏りを解消し、前席と後席の温度差をなくすというものです。
ミニバンなどでは前席後席で独立したデュアルエアコンや、後席吹出口もあって、車内の空調は快適に保たれますが、軽自動車ではコスト高になりすぎます。
そこで考え出された「スリムサーキュレーター」によって、問題を解消。室内の広いハイトワゴンならではの装備となっています。
【了】