トヨタ「アルヴェル」や日産「セレナ」など人気のミニバン 最新おすすめランキングTOP5
長年、クルマ業界において人気のジャンルといわれている「ミニバン」。いま売れている上位5台を紹介していきます。
人気ミニバン市場で、売れているモデルはどんなクルマ?
一昔前から売れ筋といわれる「ミニバン市場」。自動車メーカーの各社では、さまざまなミニバンモデルをラインナップ。
2018年販売台数ランキングにおいて、「ミニバンタイプ」の1位から5位までの車種が前年比で100%を超えるほどの人気です。今回は、人気ミニバンのなかから中型クラス以上のトップ5を紹介します。
●【1位 日産「セレナ」9万9865台(前年比118.3%)】
日産「セレナ」の2018年内の販売台数は前年比118.3%である9万9865台と好調です。室内空間の広さや、多彩なシートアレンジができます。
エンジンで発電してモーターだけで走る「e-POWER」とアクセルペダルだけで加減速できる「e-POWER Drive」や、高速道路や巡航走行時に、アクセル、ブレーキ、ステアリング操作をクルマがサポートする「プロパイロット」も魅力です。
最上位グレードである「e-POWER AUTECH Safety Package」になると車両本体価格382万1040円。e-POWERシリーズのベーシックグレード「e-POWER X」であればプロパイロットは装備していませんが296万8920円です。
e-POWERではなく、150psを発生する2.0リッターのベーシックグレード「S」ならば244万0800円と、ミニバン市場のなかではリーズナブルな価格設定となっています。
●【2位 トヨタ「ヴォクシー」9万0759台(前年比102.3%)】
トヨタ「ヴォクシー」の2018年内の販売台数は9万0759台で前年比102.3%。ドレスアップ的要素の強い印象を持ちながら、販売台数を維持し続けています。
1.8リッターエンジン+モーターのハイブリッドシステムのシステム最高出力は136ps、2リッターガソリンエンジン車は152psの最高出力なため、キビキビと走らせることが可能です。
2019年1月のマイナーチェンジで、安全運転支援システム「Toyota Safety Sense」の「プリクラッシュセーフティ」に昼間の歩行者検知機能を追加し、パーキングサポートブレーキである「インテリジェントクリアランスソナー」も新たに設定するなど、機能の充実を図っています。
ハイブリッド車の上級グレード「HYBRID ZS」は車両本体価格328万6440円。2リッターガソリンエンジン車のベーシックグレード「X」であれば250万9920円です。
●【3位 トヨタ「アルファード」5万8806台(前年比139.1%)】
トヨタ「アルファード」は、2017年末に全グレードで「Toyota Safety Sense」を標準装備するマイナーチェンジをしたことで、2018年の販売台数は5万8806台となっています。
前年比で139.1%と「高級ハイトワゴン」でありながらも好調でした。2018年10月の改良では、パーキングサポートブレーキである「インテリジェントクリアランスソナー」も全車標準装備。
システム最高出力197psの2.5リッターエンジン+モーターのハイブリッドシステムと「E-Four」(電気式4輪駆動方式)を搭載したトップグレードの「エアロボディー HYBRID Executive Lounge S」の車両本体価格は750万2760円。
なお、182psの最高出力を持つ2.5リッターエンジン搭載車なら337万6080円からです。