四駆性能と積載性がウリ! まだ間に合うウインタースポーツで使えるクルマ5選

久々のフルモデルチェンジに沸いた新型SUV

●スズキ ジムニー

 本格四駆の軽自動車として圧倒な人気を誇るのがスズキ「ジムニー」です。2018年に20年ぶりにフルモデルチェンジを行い、歴代「ジムニー」が重要視してきたオフロード性能を継承しながら、オンロード性能と安全性を高めました。

スズキ「ジムニー」

 ハシゴを組んだような形状のラダーフレームと呼ばれるシャシを採用し、オフロードでのタフな使い方に耐え得る頑丈なボディを実現し、機械式の副変速機を備えて2WDと4WDを切り替えることでさまざまな路面状況に対応できます。

 ボディカラーは、ジャングルグリーンなど自然に溶け込む色と、キネティックイエローのような自然で目立つ色を各種用意。とくに後者は蛍光黄色の派手な色で、万が一雪の中で遭難するようなことがあっても容易に見つけ出すことができるように設定されたといいます。

 軽自動車の「ジムニー」と乗用車で1.5リッターエンジンを搭載する「ジムニーシエラ」をラインナップしていますが、どちらも基本的には軽自動車のボディサイズに収まっています。

 4人がフル乗車したときの荷室の奥行きは240mmですが、後席をたたんで2人乗車であれば奥行きは980mmに拡大し、人数分の荷物が載せられるようになります。

 また、狭い荷室を有効利用できるように、後席シートベルトを外して収納できたり、汚れものなどをしまえるラゲッジボックスが設けらるなど、細かな点で工夫が施されています。

●トヨタ ハイラックス

 ピックアップトラックのトヨタ「ハイラックス」は、海外では継続して販売されていましたが、日本では一度販売が終了されて2017年に13年ぶりに復活しました。

トヨタ「ハイラックス」

 2.4リッターディーゼルエンジンや路面の衝撃を受け止める高剛性のラダーフレーム構造、パートタイム4WDシステムを搭載する本格的な四輪駆動車として卓越した悪路走破性を誇りますが、オンロードでは乗用車ライクな乗り心地が味わえます。

 そして「ハイラックス」の最大の特徴は荷台です。最大積載量500kgで、濡れたスキー板もガンガン積めるのが魅力です。

 オープンデッキのため、雪が降ると荷物の上に積もってしまう可能性もありますが、オプションのトノカバーなどを装着するのも一つの手です。なお、トノカバーを装着すると風の巻き込みが抑えられるため、燃費向上にも貢献するといいます。

 悪路走破性と荷物の積載に優れた「ハイラックス」は、全長5335mm、全幅1855mmという大きなボディサイズで、日本の狭い道での取り回しは苦労することがあるかもしれません。ゲレンデ駐車場では、狭いスペースにとめるところも多いので、その点は注意が必要と言えそうです。

【了】

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