走り屋からヤンキー仕様まで クルマ漫画の主人公が乗るクルマ5選

クルマをテーマにした漫画は数多くあります。漫画の中で登場人物たちが乗り回すクルマに憧れた人も多いかもしれません。とくに印象深いクルマがテーマの漫画5作品と5車種をピックアップして紹介します。

クルマを題材にした人気漫画から5車種を紹介

 クルマをテーマにした漫画は数多くあります。主に走り屋を描いた漫画が多いのですが、もちろんそれだけではありません。そんなクルマが登場する人気漫画の中で、登場人物たちが乗り回すクルマを見て欲しくなった方も多いと思います。

 そこで漫画に登場し、人気を博したクルマ5台をピックアップして紹介します。

●AE86スプリンタートレノGT(頭文字D)

「頭文字D」といえば、このAE86型「パンダ トレノ」

 しげの秀一作「頭文字D」は、豆腐店の息子が関東各地の峠で地元の猛者との対戦を重ね“公道最速”を目指していく姿を描いた漫画で、1995年から2013年まで連載していました。

 テレビアニメ化や映画化もされるなどの大きな人気を博したことに加え、流通台数が多かったことで中古車販売価格も安価だった、主人公が乗るAE86型トヨタ「スプリンタートレノGT」が、漫画の人気とともに価格上昇するなどの影響も与えました。

 作中には、主人公と同じチームに所属するマツダ「RX-7(FD3S型/FC3S型)」や日産「スカイラインGT-R(R32型)」、「フェアレディZ(Z33型)」、三菱「ランサーエボリューションVII」なども登場し、カーマニアの作者が描くエンジンや細かいパーツの表現と合わせて、若者にも手が届く(当時)国産車で峠を攻めまくる世界を表現しています。

●初代ソアラ(シャコタン☆ブギ)

「シャコタン☆ブギ」では初代「ソアラ」をベースにヤンキー仕様に改造したものの、後に走りに目覚める

 「シャコタン☆ブギ」は、楠みちはるが描くクルマと女の子のナンパが大好きな主人公2人の青春グラフィティで、1986年から1995年まで連載していました。

 ダブりの高校2年生が当時高嶺の花だったトヨタ「ソアラ」を車高短にしてナンパに明け暮れるストーリーは、当時多かった不良による抗争系漫画とは違い、読んでいてつい笑ってしまうようなシーンや「いかにも青春」的なシーンも多く人気となりました。

 また、主人公が乗る「ソアラ」のボディを水玉模様にしてしまうシーンがあり、中古車価格が下がってきていた90年代前半には、東京近郊でも水玉模様にされた「ソアラ」を見かけたほどです。

 後に「ソアラ」のエンジンは「スカイラインGT-R」のRB26DETT型に換装され、徐々に走りに目覚めていく点や、その他の登場人物の「フェアレディZ(S30型)」、「スカイラインGT(C10型)」なども忠実に描かれているところも見応えがあります。

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