MTもあり! 全長4m級のスズキ新型「“コンパクト”SUV」! クーペボディが超カッコイイ&約230万円の「フロンクス」尼国に登場
スズキのインドネシア法人であるスズキ・インドモービル・モーター社は2025年5月28日、コンパクトSUV「フロンクス」の現地生産を開始し、同日より販売を開始したと発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
MTもある! スズキのコンパクトクーペSUV!
スズキのインドネシア法人であるスズキ・インドモービル・モーター社(以下SIM)は2025年5月28日、コンパクトSUV「フロンクス」の現地生産を開始し、同日より販売を開始したと発表しました。

フロンクスは、スズキがグローバル展開するクーペスタイルSUVで、2023年4月のインド発売を皮切りに、日本を含む70以上の国と地域で展開されています。今回のインドネシアでの現地生産は、インドに次いで2番目。年間2万4000台の販売を計画しており、今後はアセアン各国などへも輸出する計画です。
フロンクスのボディサイズは全長3995mm×全幅1765mm×全高1550mm、最低地上高170mm。インドネシア仕様のパワーユニットは1.5リッター直列4気筒エンジンにISG(モーター機能付発電機)を組み合わせたマイルドハイブリッドで、トランスミッションは6速ATまたは5速MTを設定します。
グレードは装備の違いによる3タイプ。廉価順に「GL」「GX」「SGX」を設定します。ボディカラーはモノトーンが4色、キャビン部をブラックにしたツートーンが3色です。価格は2億5900ルピア(約230万円)からとなっています。
現地の発表会でSIMの社長は次のように述べました。「1970年にスズキがインドネシアに進出して以来、50年以上にわたり、SIMはインドネシアの人々にモビリティを提供し、インドネシアとともに成長・発展してきました。SIMにとってフロンクスは単なる新型車ではなく、インドネシア市場での新たな幕開けであり、SIM事業の重要な柱となる存在です」
フロンクスの現地生産は、同国の技能労働者への技術移転にも寄与しており、製造工程を通じた知識やノウハウの共有、人材育成にもつながっています。スズキはインドネシア市場に根ざした成長戦略の柱として、このモデルの成功に大きな期待を寄せています。
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。





























































