トヨタ「RAV4 TRD Off Road」をシカゴモーターショーで発表 高いスポーツ性と実用性を高次元で両立
乗用車のモノコックボディをベースに開発されたトヨタ「RAV4」は、日本国内における 「クロスオーバーSUV」の先駆けともいえる存在です。
高い実用性はそのままに、走行性をブラッシュアップ
トヨタは、現地時間2019年2月9日より一般公開されるシカゴモーターショーで、2019年に日本導入予定の「RAV4」をベースにした「RAV4 TRD Off Road」を発表します。
TRD USAの手掛けるラリー競技車で得たノウハウを投影した同モデルは、「RAV4 Adventure」グレードを素材にしたもので、専用設計されたサスペンションや18インチのホイール、全地形タイヤを備えることで高い走破性を実現しました。
203PSを発揮する2.5リッター4気筒エンジンと、8速ダイレクトシフト・オートマチックトランスミッションを搭載する「RAV4 TRD Off Road」は、スポーツ/ノーマル/エコの3つのドライブモード採用。最大1588kgの牽引力と優れた燃費を両立します。
また、左右駆動輪に伝達する駆動力の配分を積極的にコントロールする「トルクベクタリング機構」の全輪駆動を備えた同モデルでは、最大50%のエンジントルクを後輪に振り分けることが可能となっており、全輪駆動を必要としない高速道路などでの長距離移動時には、リアドライブのみで走行することで燃費を最適化。
トレーラー牽引時のふらつきを自動ブレーキなどで補正するトレーラースウェイコントロールや、急坂での運転時に役立つヒルスタートアシストコントロール/ダウンヒルアシストコントロールなども搭載れています。
その他、「RAV4 TRD Off Road」ではレザーよりも軽量でありながら耐久性の高い「SofTex」素材の専用シートや、泥や砂を容易に振り落とせるフロアマットやカーゴマットも採用。高い実用性と走行性を両立する一台に仕上げられています。
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