阪神大震災から24年 いまこそ再確認が重要! 運転中の地震対応策とは
1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災から24年目を迎えたことで、JAFの兵庫支部は「運転中の地震対応策」について発表を行いました。
もし、車を運転中に大地震が発生したら・・・
日本は、複数のプレートが集中している場所にあることから地震大国と呼ばれています。地震の原因は、プレートと呼ばれる巨大な板状の岩がズレたり、ぶつかると発生します。
そのため、クルマを運転している際に地震に遭遇する確率も高いことから、いざという時の対応策を覚えておくことが重要です。
実際に地震に遭遇した場合は、「道路の左側にクルマを停止」、「揺れがおさまるまで車内で待機」、「クルマのキーはつけたまま避難」という3点がポイントといいます。
「道路の左側にクルマを停止」という点では、運転中に大地震が発生したときに、周りのクルマがその状況に気づいていないことも考えられるので、慌てて自分だけスピードを落とさないようにします。
周囲の状況を確認しながら、ハザードランプを点滅させるなどして注意を喚起。慌てずにゆっくりとスピードを落とし、ゆっくりとハンドルを操作して、できるだけ安全な方法で道路の左側にクルマを寄せて停止させます。
続いて、「揺れがおさまるまで車内で待機」では、クルマを停止させたあと、慌てて車外に飛び出すと危険な場合があります。
揺れがおさまるまで、そのまま車内に待機。その間、ラジオなどをつけてニュースや地震情報、または道路交通情報を聞いて情報を収集し、その情報や周囲の状況に応じて適切な行動が重要です。
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