レクサスが新型「RC F」世界初公開 走りを極めた高性能モデルも新設定し、2019年5月発売
2019年1月14日から28日まで米国デトロイトで開催される北米国際自動車ショーで、レクサスのスポーツクーペ「RC F」の新型モデルが登場します。
レクサスのスポーツクーペ「RC F」が世界初公開
レクサスは、スポーツクーペ「RC F」をマイナーチェンジして、2019年1月14日から1月28日に開催される北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)で世界初公開します。
今回発表された新型「RC F」は、従来モデルより20kgの軽量化を行い、運動性能が向上しました。また、限界領域でのコントロール性向上を目的にタイヤを新開発。トレッドパターン一本一本のコンパウンド材質までこだわり、サーキット走行などでも優れた安定性を発揮します。
V型8気筒 5リッターエンジン(2UR-GSE)は出力を向上させ、自然吸気エンジンならではの素早い加速感を際立たせました。さらに、エアクリーナー形状変更による吸気性能向上とスロットル制御の改良により、アクセルを踏み込んだ時の加速性能が向上。ディファレンシャルのローギヤ化を図ることで、サーキット走行における車両コントロール性が向上するとともに、街乗りでも軽快な走りが楽しめるといいます。
外観は、「レース育ちのスタイリング」をコンセプトとし、レースで培われた空力パーツや形状を採用しています。内装は、専用のインテリアカラーやオーナメントパネルを採用することで、運転する楽しさを追求しました。
レースのノウハウが詰まった「パフォーマンスパッケージ」新設定
さらに、サーキットで優れた走行性能を発揮するバージョンとして「パフォーマンスパッケージ」が新たに設定されました。この「パフォーマンスパッケージ」には、、日本のスーパーGTや米国のデイトナ24時間レースなど、「RC F GT3」によるレース参戦のノウハウが詰まっています。
エンジンフードやルーフ、フロントスポイラーなどの外装部品やブレースにCFRP(炭素繊維強化プラスチック)を採用したほか、カーボンセラミックブレーキやチタンマフラー、軽量アルミホイールの採用で、従来モデル比で70kgの軽量化を実現し、高い運動性能を発揮します。
さらに、専用のカーボンリアウイング(固定式)を採用することで、標準仕様に装着されているアクティブリアウイング以上のダウンフォースと空気抵抗の低減を実現し、高速走行時の安定性と高速域の伸び感を両立しました。
なお、新型「RC F」の日本での発売は、2019年5月の予定です。
【了】