「ジムニー」「デリカD:5」… 2018-19を年越しで話題となった新型車5選

2018-2019では、トヨタが新型車ラッシュ

【トヨタ・RAV4】

トヨタ「RAV4(北米仕様)」

 トヨタは、2018年11月21日に新型「RAV4」の特設サイトを公開。日本国内では、2016年以来約3年ぶりの復活となる新型「RAV4」を2019年春から「カローラ店」「ネッツ店」の両販売店にて取り扱い、これによりトヨタのSUVラインナップは、コンパクトからフルサイズまで網羅することになります。

 新型「RAV4」のデザインは、SUVらしい「力強さ」や「洗練さ」を融合したスタイリングを表現し、真の「SUVらしさ」を追求した都会にもマッチする洗練されたモデルとなっています。

 ネッツ店の販売スタッフは、「現時点では、ティザーサイトの情報しかありません。しかし、お客様から受注開始などに関する問合せを多く頂いています。新型RAV4は、従来のイメージから異なるデザインなので、販売する立場としても期待している1台です」とコメントしています。 

【トヨタ・スープラ】

トヨタ「スープラ(プロトタイプ仕様)」

 2018年3月に開催された「ジュネーブ・モーターショー2018」で世界初公開されたトヨタの新型「スープラ」。このときは、レース仕様の「GRスープラ レーシング コンセプト」でしたが、同年7月にアメリカでNASCAR仕様、イギリスの「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」ではカモフラージュされた市販プロトタイプ車を初披露しました。

 日本国内では、同年12月にメディア向け試乗会が行われ、カモフラージュ仕様ながらスープラ伝統の3リッター・FRを体感し、各メディアで試乗記が掲載されています。

 新型「スープラ」の開発あたって、「同社の『86』開発時と考え方は変わっていないのですが、馬力やサーキットのタイムといった数値を追い求めるのではなく、いかにドライバーがクルマと一体になって運転する愉しさを感じされるかを重要視して開発してきました」(GR開発統括部)と説明。

 トヨタは、2019年1月14日から米国で開催される「デトロイト・モーターショー2019」にて、完全なる市販車モデルをお披露目するとアナウンスしています。

※ ※ ※

 そのほかにも、トヨタ「プリウス」が2018年12月にマイナーチェンジ、歌舞伎顔から優しげなフェィスデザインに変更されるなど多くの注目車種が登場しました。

 これらのモデルは、2019年にユーザーの手元に届くとされています。また、新たなモデルの登場も期待せずにいられません。2019年10月には2年に一度のクルマの祭典、東京モーターショーも控えています。ここでは世界に向け、日本車のすばらしさや先進技術が披露されると予想されます。

 さらに2020年のオリンピックイヤーに向け、電気自動車(EV車)や自動運転車など、さまざまな先進技術を搭載するクルマも増えていく予想され、これからの新たなクルマ業界の動きに注目です。
 
【了】

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