眠気でフラフラ… 集中力不足から起きる追突事故 事前に防ぐ効果的な対応策とは

ロングドライブや渋滞時に怖いのが、眠気&疲れからくる集中力不足による追突や路外逸脱事故です。毎週末、渋滞の最後尾では追突事故が発生してます。急な眠気などに襲われた場合、どうすればいいのでしょうか。

長距離ドライブでの疲れから「ヒヤッ」としないために

 ロングドライブや渋滞時に怖いのが、眠気&疲れからくる集中力不足による追突や路外逸脱事故です。毎週末、渋滞の最後尾では追突事故が発生してます。交通量の多い時間帯で事故が起きると激しい渋滞になり、多くの人に迷惑を掛けることになってしまいます。眠気防止策は様々ありますが、「休憩」を除けば都市伝説に近く、ほとんどが効果無しといってもいいでしょう。急な眠気などに襲われた場合、どうすればいいのでしょうか。

毎週末、起きてしまう渋滞最後尾での追突事故。長時間ドライブからの疲れや眠気から事故に繋がりやすい

 もっともハッキリした効果を期待出来るのはカフェインの摂取です。ちなみに時差ボケや睡眠不足による眠気は安全運転義務違反になるので注意が必要です。

 薬局で販売している眠気覚まし剤のカフェイン含有量を見ると、おおよそ1回分150~200mg。つまり薬品以外でも200mgくらいカフェインを摂取すれば眠くなりづらいということです。

 実際、私(国沢光宏)も仕事上、クルマで長い距離を運転することは多く、眠くなった時のためにクルマにはカフェイン入りの飲料を常備しています。みなさんも運転中、突如眠気に襲われた場合は、高速道路のSA/PAの売店やコンビニなどで買える飲料からカフェインを摂取すればだいたいの方ならOKです。

 以下には、入手しやすい飲料でカフェイン200mgを摂取しようとした時の量を紹介しておきます。運転中に眠気に襲われたりした場合の参考になれば嬉しいです。

 高速道路のSA/PAでお馴染みなのは、『強強打破』と『眠眠打破』。カフェイン量を調べると150mgと120mg。眠気覚ましとして飲むなら、強強打破だと思います。価格358円程度です。ちなみにコーヒー1杯のカフェイン含有量は50~70mgだといわれているため、コーヒー約2杯分ということになります。缶コーヒーと混ぜて飲めば、さっと200mg接種できるのでかなり有効です。

 エナジードリンクの『レッドブル』もカフェインを含んでいます。缶のサイズによってカフェイン含有量が違っており、もっとも小さい185mLで1缶80mg。眠気覚まし効果を狙うなら2本飲む必要があります。一般小売り価格なら1缶210円。カフェイン以外の効能を除くと、強強打破とほぼ同じようなコストパフォーマンス。ダイエット中の方ならカロリーも考えて決めるのがよいかもしれません。

カフェイン含有量が多いドリンクなど写真でチェック(5枚)

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