SNSで話題! ヤマハ発が「猫」作る? 3輪バイク「ナイケン」ならぬ「ニャイケン」登場
ヤマハ発動機がウェブサイト内で展開する「あみぐるみ/羊毛フェルト」シリーズの第2弾、大型3輪バイク「NIKEN(ナイケン)」をモチーフにした猫のキャラクター「ニャイケン」が登場しました。
「あったらいいのに」をヤマハの遊びゴコロで実現したユニークなコンテンツ
あみぐるみや羊毛フェルトで、ヤマハ発動機の世界を手作りするという試みで、2018年10月24日にスタートした新規webコンテンツ「あみぐるみ/羊毛フェルト」。
その第1弾として登場した大型3輪バイク「NIKEN(ナイケン)」は、前2輪、後1輪で車体をバイクのようにリーン(傾けて)させて曲がることができるLMW(Leaning Multi Wheel)テクノロジーを採用することで、優れた安定感とコーナリング性能、快適性を実現した最新モデルです。
ヤマハ発動機の最新モデルと、手芸ファンに人気の「あみぐるみ/羊毛フェルト」の意外な組み合わせに注目が集まり、海外のサイトでも「Amigurumi」と「Needle felting」として話題を呼んでいるこのコンテンツは、現在、レシピを元に手作りした作品がさまざまなSNSに投稿されています。
その「あみぐるみ/羊毛フェルト」待望の新作がクリスマス前の12月21日に公開されましたが、第二弾となる今回は、「NIKEN」をモチーフにした猫のキャラクター「ニャイケン」です。
ベースとなっているのはヤマハ発動機が「第44回東京モーターショー2015」へ出展するモデル概要を紹介したティザーサイトで、ネコたちに乗っ取られた「ニャマハ発動機」が展示モデルの特徴を紹介するという、遊びゴコロにあふれたコンテンツです。その中で「NIKEN」の前身となるコンセプトモデル「MWT-9」とともに、ネコに模したキャラクターが登場したのです。
その後、ネコのキャラクターはナイケンの登場により「ニャイケン」と名付けられ、一部のファンに親しまれていました。今回「あみぐるみ・羊毛フェルト」で公開された作品は、その再現度の高さと愛らしさ、ユニークさに注目が集まっています。
そこで、ヤマハ発動機の担当者である三宅英典さんに話を聞いてみました。
――第2弾に「ニャイケン」が選ばれた経緯を教えてください。
今年10月24日に「あみぐるみ/羊毛フェルト」コンテンツをスタートして、第一弾のNIKENを公開したのですが、その直後からSNSで好意的な投稿が多くつぶやかれているのを見ました。
その中で、そんなに数は多くなかったのですが、数件の「手芸でニャイケンがあったらいいのに」というコメントを見つけたのがキッカケです。なので、構想期間や開発期間かなり短いです。
――ニャイケン製作時に苦労された点はありますか?
ニャイケンのオリジナルイラスト1枚を作家さんに渡して、それをベースに製作して頂きましたが、参考資料がイラスト1枚のみだったので、後頭部や腹部の模様など見えない部分は私が想像して作家さんに伝えました。最初に見せて頂いた試作の段階で、ほぼ修正点がなかったのにはビックリで、「さすがプロだな」と思いましたね。
――具体的にこだわった部分はどこでしょう?
深くこだわったワケではないですが、「肛門は付けてください」とリクエストはしましたね。あみぐるみ/羊毛フェルトでのかわいらしい動物の作例は数多くありますが、肛門まで再現した作例は少ないと思います。ですがニャイケンはバイクを擬人化、もとい、“擬ニャン化”した存在なので、「バイクだったらエキゾーストが必要だ」と思ったんです。