勢いが止まらない! ボルボブランドを支えるミドルSUV「XC60」の乗り心地とは
ディーゼル仕様は力強さが特徴
今回の「XC60 T6 R-Design」は、225/40R21という大口径アルミホイールと扁平率の低さから一般的に乗り心地が悪くなるイメージを持ちますが、専用スポーツサスペンションなどにより不快さを感じません。
今回のメインはあくまでもガソリンエンジン仕様でしたが、「XC60 D4 R-Design」も同時に試乗する機会を得ました。パワートレインは、2リッターディーゼルターボエンジンで最高出力190PS・最大トルク40.8kg・mです。
出力数値や軽やかなフィーリングは、ガソリン仕様(T6)にはおよびませんが、ディーゼル特有の低回転からグイグイとパワーが出る乗り味は、高速道路を利用する長距離移動など大いに活躍します。
2016年に2台目となる新型「XC90」の登場以降、新生ボルボは国内外問わずあらゆる業界で、勢いあるブランドです。
そしてボルボのSUVラインアップの中間を担う「XC60」は、ライバル車よりも価格帯を抑えつつも、先進安全技術「インテリセーフ」を全車標準装備するなど、ユーザーのお財布事情とセーフティな面をフォローした今後も注目なクルマといえます。
【了】
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