クルマをキレイに見せるテクニック 実は塗装面ではない部分がキモだった
洗車やワックスがけをしてボディを輝かせても、何かキレイさが足りないという経験はないでしょうか。そこで、中古車販売店の方に洗車のワザを聞いてみました。すると意外な部分が洗車で重要なことがわかりました。
塗装面よりも黒い部分が肝心
洗車をしても、いまひとつ、キレイさが足りないという経験はありませんか。新車購入時であれば、少し洗えばピカピカになってくれていたのに、長く乗っているとどうしてもキレイにならないところが目立ってきます。それが中古車であればなおさらです。
そこで、日頃から中古車をキレイに見せている中古車販売業の方に、洗車の技を聞いてみました。
──クルマをキレイに見せる洗車方法はありますか。
洗車をしてもキレイに見えない原因は、樹脂部品や下回りです。本来は黒いところが汚れていたり白っぽく変色してしまえば、それだけで古く見えてしまいます。また、逆を言えばその部分をキレイにするだけで、今までよりもキレイに見えるのです。
たとえばタイヤです。タイヤワックスをかけて黒い部分を引き締まらせる技はガソリンスタンドの洗車で一般的に行なわれていますが、自宅の洗車でやっている人はそれほど多くありません。これは市販のタイヤワックスで解決できます。
そのほかの黒い部分は、専用のクリーナーを使います。それらのクリーナーに共通することはシリコンを主成分にしているものが多いです。クルマの内装に広範囲に使える保護艶出し剤はホームセンターなどで売られています。
下回りは手が届きにくくキレイにしにくいのですが、気になるなら業者に下回り洗浄を頼む方法もあります。さらに下回りをピカピカにしたいなら、昔の車検のように下回り塗装を頼むとよいでしょう。今でも雪国や業務用車で行なわれることもありますが、本当にピカピカになります。
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