12年の沈黙を破りニューフェイスに変貌 三菱新型「デリカD:5」大幅改良でモデル刷新
三菱は、ビッグマイナーチェンジした「デリカD:5」を2018年11月21日より予約受注を開始しました。今回の改良では、どこがどのように変わったのでしょうか。
大幅改良となった三菱「デリカD:5」
三菱は、ビッグマイナーチェンジした「デリカD:5」を2018年11月21日より予約受注を開始すると発表。ユーザーの要望を随所に取り込んだ改良モデルです。
目玉といえる変更点は、フロントフェイスのデザイン。2006年の登場から基本デザインを維持してきましたが、今回のビッグマイナーチェンジでフェイスを大幅に変更。内装もパネル自体を新しくして、上質感を高めるようなデザインに改良するなど上質感を高める工夫が施されています。
ユーザーから要望が多かった三菱の予防安全技術「e-Assist」を新規採用し、衝突被害軽減ブレーキシステムや後側方車両検知警報システム(レーンチェンジアシスト機能付)などの装備を追加することで安全性を向上。
新型「デリカD:5」は、標準車「デリカD:5」と派生車「デリカD:5 アーバンギア」の2タイプが存在。パワートレインは、2.2リッターディーゼルエンジンに新開発8速ATを組合せた仕様のみの展開で、従来設定されていたガソリンエンジンモデルは旧型車のラインナップとして販売を継続されます。
ボディサイズは、全長4800mm×全幅1795mm×全高1875mm、ホイールベース2850mmです。旧型に対して全長+10mm、全高+5mmと若干変更。最低地上高は、旧型の210mmから185mmと下がり、室内長2980mm×室内幅1505mm×室内高1310mmとなり、旧型モデルより室内長+65mmと長くなっています。
三菱は、「新型『デリカD:5』は、“さまざまな道路状況において、乗員や荷物を目的地まで確実に運ぶクルマ”という、歴代『デリカ』の商品コンセプトを継承し、低速から力強いトルクを発揮するクリーンディーゼルエンジンや、三菱自動車が培ってきた4WD技術、特徴的なフォルムなどによる圧倒的な走破性能に加え、最新の予防安全技術を採用したオールラウンドミニバンです。新型『デリカD:5』を通して、お客様の行動範囲を拡げ、家族や仲間と楽しく過ごすレジャーシーンや時間を創出します」と説明。
ニューフェイスとなった、三菱新型「デリカD:5」の価格(消費税込み)は、約385万円から約425万円です。
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