「会社名を出します」NEXCO激怒!「違反回数354回」の“悪質”業者を名指しで指摘! 大迷惑・超危険な重量オーバーで「是正指導24回」徹底的な対抗措置へ
NEXCO西日本および日本高速道路保有・債務返済機構(高速道路機構)は2026年10月1日、繰り返し道路法(車両制限令)に違反した者に対する是正指導の内容を公表しました。
「350回以上違反」圧倒的悪質な事業者も明らかに
NEXCO西日本は2026年10月1日に、公式サイトのお知らせを更新。このなかで、「繰り返し道路法(車両制限令)に違反した者に対する是正指導内容等の公表について」という発表を行いました。
一体どのような内容だったのでしょうか。

これは、独立行政法人 日本高速道路保有・債務返済機構(高速道路機構)と共同で、定期的に公表を行っているものです。
その内容は、道路の通行車両に各種制限を設ける「車両制限令」に違反して走行し、現地で取り締まりを受けたもしくは自動軸重計で計測して発覚したケースについて、運行会社等の名称、事務所等の位置、是正指導を行った年月日、是正指導の内容、違反の内容及び条項をすべて明らかにするものです。
車両制限令というのは、公道を通行できる車両のサイズや重量などに制限を設ける法令です。
そもそも道路は一定の最大車両サイズ・最大重量などを設定し、規格を設けて、その規格に沿って設計され建設されます。その規格に収まった車両だけが通行するという前提で、はじめて「構造物の安全」が担保されるわけです。
もしその規格を超えた車両がどんどん通行すれば、道路施設は想定の耐用年数を下回って損傷していきます。思わぬ損壊や事故を引き起こす可能性があるほか、想定を超えてメンテナンス費用が発生することも考えられます。多くの場合、そうしたメンテナンスには税金が投入されるため、「規格を超えた車両の運転」は、間接的に国民に負担を強いる行為とも言えるでしょう。
もちろん、どうしてもそういった規格を超える車両が必要になってくる場合があります。例えば大規模な公共工事や、大型構造物や車両の運搬を行うケースなどがあります。その場合は「特殊車両通行許可」を受けて、諸条件を満たすことによって、例外的に道路管理者のお墨付きが得られることになります。
しかし、こうした手続きを煩雑がって省略したり、急きょ積み荷が増えた結果オーバーしてしまったり、あるいは「一度で詰める分が多いほうが運搬回数・コストが少なくて済む」といった理由で、過重量の車両を走らせる悪質なケースもあるといいます。背景や理由はともあれ、道路インフラにとっては好ましくないことには変わりありません。
そうした状況に少しでも対策するため、高速道路各社はこういった規格超え車両の取り締まりに踏み切っています。
今回公表されたのは、何度も違反を繰り返している17の事業者および個人です。最新で2026年7月下旬のケースが追加されており、今なお減らない法令違反の実態がうかがえます。
中でも目を引くのは、違反の累積回数の多さです。千葉県長生郡の業者は「累積354回」、千葉県茂原市の業者は「累積239回」と、まさにケタ違い、驚天動地の回数です。前者は是正指導の回数も多く、2023年からの3年足らずで14回も受けています。
是正指導の回数で言えば、埼玉県秩父市の業者が「是正指導回数24回」と、他を圧倒する別次元の状況。特に2022年7月からは「8か月連続」で是正指導を受けているなど、この業者の情報だけで公表書の1ページが丸々費やされているほどです。
前回の公表時には、ネット上でもコメントで「許せない」「道路の維持費用をこの会社が負担すべき」など憤る声が。
より厳しい対応を求める声として「スリーアウト制で良いのでは?そこまで何回も指導する必要は無い」「そんな会社に仕事を回さない(回せない)ようにしないとね」「依頼主も一緒に処罰しないと」
「これが日本の悪いとこだよね~是正勧告で指導、ただ文章を送って終わり」「業者に対して高速道路使用禁止にすればいいだけの話」といったコメントも見られます。
また「高速道路の建設にも欠かせないこの手のクレーン車が自ら高速道路を破壊するとか世も末」など、決して重機自体が悪ではなく、その適切でない使用法こそが嘆かわしいとする意見も見られました。
同社は最後に「NEXCO東日本では、道路の構造の保全及び交通の危険防止のため、引き続き高速道路機構と連携し、高速道路における道路法(車両制限令)違反者に対する指導取締りを実施するとともに、悪質な違反者に対しては告発等も視野に入れた関係機関への情報提供を行ってまいります」と、あらためて警告を行っています。



























































