初代「スープラ」はアメリカ生まれ トヨタ「セリカXX」が米国で「スープラ」になった理由
カローラハッチバック(カローラスポーツ)のカスタムカー5台にも注目
ところで、SEMA2018のトヨタブースには屋外にも歴代セリカが展示されていました。ここでユニークなセリカ・スープラ(2世代目)を発見したのでご紹介します。なんとこのセリカ・スープラ、サイドミラーがフェンダーミラーで、さらにリヤの車名には「XX」の文字があります。
つまり、日本で販売されていたセリカXXそのものの仕様になっています。関係者に聞いてみたところ、この車は熱狂的なセリカ・スープラファンがオーナーで、JDMにこだわってフェンダーミラーに交換したそうです。また、車名も日本仕様と同様、『CELICA XX』に変更して、よりオリジナルの日本仕様に近づけたとのことでした。
●Hoonigan (フーニガン)Custom Corolla Hatchback
ケンブロックの激走動画「ジムカーナ」シリーズでおなじみのフーニガンは動画制作も手掛ける会社ですが、そのフーニガンが作ったのがこちらの撮影専用車(フィルムカー)です。最新鋭の撮影機材を装備していますが、すべての撮影システムは取り外しが可能。機材を外せばスポーティなハッチバックとしての機能が復活します。
●Papadakis (パパダキス)Racing Custom Corolla Hatchback
フォーミュラドリフト Proシリーズに参戦している米国のレーシングチーム、パパダキスによる大胆なチューニングに注目!ドライブトレインはなんと前輪駆動から後輪駆動に変換されており、エンジンパワーも強烈。2.7リッタートヨタ2ARエンジンにボルグワーナーのEFR 8374ターボチャージャーを装着し、最高出力は850馬力を発揮。
●Muscle Tuner Custom Corolla Hatchback
形はカローラハッチバックですが、実はこの車、AE86へのオマージュとしてカスタムされています。AE86のビジュアルキューを備えたカスタムビニールラップを特徴としているとのことですが・・・日本人の感覚だとここからAE86を想像するのはやや難しいような?(笑)
●SoCal Kustomz Custom Corolla Hatchback
アメリカンマッスルカーのカスタムビルダーとして有名な、SoCal Kustomzによってカスタムされたカローラハッチバックです。ワイルドスピード1作目に登場したトヨタ・スープラをイメージしてデザインされています。
●Super Street Custom Corolla Hatchback Fact Sheet
Super Street Network(会員数700万人の自動車メディア)がカスタムした最強のストリートマシン。車高調はRS-R製、タイヤはファルケンFK510、ホイールはレイズの鍛造1ピースホイールVolk Racing TE37 Sagaを履いています。
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Writer: 加藤久美子
山口県生まれ。学生時代は某トヨタディーラーで納車引取のバイトに明け暮れ運転技術と洗車技術を磨く。日刊自動車新聞社に入社後は自動車年鑑、輸入車ガイドブックなどの編集に携わる。その後フリーランスへ。公認チャイルドシート指導員として、車と子供の安全に関する啓発活動も行う。