間もなく新型登場? マツダ「アクセラ」スポーツ/セダンの違いや中古情報を紹介
ガソリンエンジンの気持ちいい走りがクセになる
今回は、東京都内から千葉県成田を経由して神奈川県横浜までの全長250kmの道のりで「アクセラ」の魅力を体感。都市部から郊外、そして高速道路を試乗しました。
まず、スタートの東京都内では、交通量や信号の多さからストップ・アンド・ゴーを繰り返し、メーター上に表示される平均燃費は13.3km/Lです。街中の乗り心地としては、コンパクトハッチバックならではのサイズ感もあって、取り回しも楽に運転できます。
高速道路での合流時には、アクセルを奥まで踏み込んで加速、本線の流れには問題なく合わせられます。高速走行時の足回りは、やや跳ねる印象を受けますが不快なほどではありません。高速走行時の平均燃費は16.8km/Lとなり、さらに長距離を走る場合ではもう少し燃費が向上します。
郊外の山道では、1.5リッターエンジンの軽快さを体感でき、2千回転から3千回転をうまく使っていることもあり、変速時のタイムラグもあまり感じません。また、郊外の山道での平均燃費は14.6km/Lという表示です。
今回、取材機材を多く積んでの試乗でしたが、トランクルームもこのクラスにしては十分なスペースもあり、日常の使い勝手には困りません。
ボディサイズや軽快なエンジンが魅力の「アクセラ スポーツ」。6速ATと6速MTを選べる部分も“ちょっとスポーティな走りをしたいユーザー”にも合っています。
マツダ「アクセラ」の新車価格は、182万5200円から287万9000円です。現行モデルの中古価格は、約90万円から約260万円となり、ディーゼルやハイブリッド仕様は平均よりも高めの金額で流通しています。
今回改めてチェックした現行「アクセラ」は、まだまだ魅力十分なクルマでした。これだけ完成度が高い「アクセラ」を大幅に進化されるのであれば、新型「アクセラ」は必然的に期待してしまいますね。
【了】