間もなく新型登場? マツダ「アクセラ」スポーツ/セダンの違いや中古情報を紹介
マツダ「アクセラ」は、「スポーツ(ハッチバック)」、「セダン」という2つボディタイプに、「ガソリン・ディーゼル・ハイブリッド」という3つのパワートレインをラインナップしています。2018年11月末には、次期型となる新型「アクセラ」へのフルモデルチェンジも予定されている注目モデルです。
マツダの基幹車種「アクセラ」の魅力とは
マツダは、2018年11月末から開催される「ロサンゼルス・モーターショー2018」にて、次世代ガソリンエンジン(スカイアクティブ X)を搭載した新型モデルをお披露目する予定です。これは、次期型となる新型「アクセラ」とも言われ、新たなマツダを象徴するモデルとなります。
今やマツダの基幹モデルとなっている「アクセラ」。2018年9月には国内工場で次世代の新型モデルの生産を開始したとマツダも正式にアナウンスしています。仕向け地や車種については公開していませんが、関係筋の話では「現行モデルは現在も生産を続けています。生産終了の時期などはまだ未定です」とのこと。しかし、同タイミングで11月末から米国で開催されるLAショーに新型「アクセラ」ともとれる新型ハッチバックモデルの公開を予告しています。
デザイン面では、すでに発表されている「魁 CONCEPT(カイ コンセプト)」をベースにするとみられ、市販モデルでは若干変更はされるとしても、ボンネットからAピラーにかけての滑らかなラインやハッチ部分の形状は、次期「アクセラ」にも反映されることは、すでに公開されたティザー写真からも見て取れます。
実際に次世代モデルが早くも噂されるなかですが、改良を何度も行い、進化し続けた現行モデル3代目「アクセラ」を改めて振り返って見ましょう。マツダ「アクセラ」は、グローバル戦略車として日本国内に限らず、欧州などでも人気のクルマです。2003年に初代モデルが登場し、2代目(2009年)を経て、2013年に3代目の新型「アクセラ」にフルモデルチェンジしています。
国内ラインナップは、「スポーツ(ハッチバック)」、「セダン」という2つボディタイプに分かれます。ボディサイズは、「スポーツ(全長4470mm×全幅1795mm×全高1470mmまたは1480mm)」、「セダン(全長4580mm×全幅1795mm×全高1455mmまたは1465mm)」です。
パワートレインは、1.5リッターガソリンエンジン/1.5ディーゼルエンジン(15XD)/2.2リッターディーゼルエンジン(22XD)に加えて、2リッターガソリンエンジン+モーターのハイブリッド仕様が存在。ハイブリッドシステム自体は、トヨタから提供されているものになります。
カタログ燃費(JC08)では、ガソリン仕様が17.8km/Lから20.6km/L、ディーゼル仕様が18.0km/Lから21.6km/Lとなり、ハイブリッド仕様は28.0km/Lから30.8km/Lとなっています。
国内ラインナップの売れ筋比率(2018年4月から9月)は、「アクセラスポーツ(ガソリン)」47%、「アクセラセダン(ガソリン)」26%、「アクセラスポーツ(ディーゼル)」18%と続き、ガソリンモデルかつハッチバックの人気がうかがえます。
この傾向についてマツダは、「マツダ車全般に言えることですが、小型車・乗用車ではガソリン仕様の人気が高く、一方でSUVなどの大型車はディーゼルが多いという傾向です。また、『アクセラ』はお客様の使い方や価値という部分で、事業者向けの社用車としても多く利用されています」と話します。
売れ筋モデル「アクセラスポーツ(ガソリン)」の魅力はどこにあるのでしょうか。そこで、実際に、人気グレードのひとつ「スポーツ 15S プロアクティブ」に試乗しました。