旧・千葉外房有料道路が通行止め解除! 「すごい土砂崩れ」で土気・茂原&外房の“主要ルート”は一時寸断も無事復旧! 県道67号「生実本納線」3日15時で通行止め解除
千葉県道67号「生実本納線」の通行止めが解除されました。
「TEC-FORCE」の力で復旧
国土交通省 関東地方整備局は2026年9月3日、旧「千葉外房有料道路」の区間となる千葉県道67号「生実本納線」の通行止めを同日15時に解除しました。
千葉県道67号 生実本納線は、京葉道路 蘇我IC近くの千葉市中央区から、茂原市にあるJR外房線 本納駅近くの国道128号を結ぶ路線です。
JR外房線の鎌取駅から本納駅までにかけ、千葉市緑区の住宅地の主要アクセスルートとして機能するとともに、茂原から先、九十九里や上総一之宮方面へのアクセスも担います。
途中、鎌取から茂原市に入ったエリアまでの区間は、有料道路の「千葉外房有料道路」として料金が徴収されていましたが、2023年に無料化されています。

2026年8月13日から14日にかけ、関東地方で発達した雨雲が襲来し、特に千葉県北西部・北東部では著しい大雨をもたらす線状降水帯が発生。気象庁では警戒レベル5の「大雨特別警報」が出されました。
千葉市中央区・緑区から茂原市・大網白里市にかけては甚大な被害が発生し、大規模な浸水被害やクルマの立ち往生などが発生。
生実本納線も土砂流出や路肩の崩落などの大規模災害が発生し、鎌取IC付近の「辺田十字路」交差点から大木戸ICにかけてが通行止めとなりました。
また、一時は周辺道路でも冠水した被災車両が滞留し、鎌取や誉田市街地へのアクセスが寸断されていた状態でした。
事態が深刻だったことから、県の管理となる県道ではあるものの、国が動くこととなり、国の「TEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)」が活動を開始。現地調査をしたうえで必要な対策が講じられ、26日15時には辺田十字路から誉田ICまでが通行止めを解除されています。
しかし、誉田ICから一部市原市を経由して大木戸ICまでの約4kmの部分は、特に被害が大きく、道路本体の崩壊だけでなく法面が大量に流出したり、高架橋わきの土砂が崩れるなど、大規模な復旧工事が必要となるなど、特に深刻な状態となりました。
TEC-FORCEではゼネコンの清水建設や大林組などのパートナーとともに、復旧に向けて少しずつ復旧工事を進め、発災から20日で通行止めが解除されることになりました。
ただし、すべての復旧工事が完了していないことから、一部では依然として片側交互通行区間が残っています。混雑が予想されるため、時間に余裕をもって通行したほうがよさそうです。
また、今後も現地のモニタリングは継続して実施され、新たな異状が見つかれば全面通行止めになる可能性も示しています。大雨などが予想される場合は、常に最新情報の入手が必要です。
Writer: くるまのニュース編集部
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