約294万円からの「“MT専用”コンパクトセダン」! 日産「V-Drive」がスゴい! 全長4.5m級×「リッター19km」走る低燃費&“6エアバッグ”標準! “緊急ブレーキ”も設定するメキシコ日産最安セダンとは
日産がメキシコで販売する「V-Drive」は、5速MT専用の4ドアセダンです。約294万円という価格に6エアバッグまで備え、同社で最も安いセダンとなるその中身とは、どのようなものでしょうか。
5速MT専用! メキシコ日産の最廉価セダン「V-Drive」とは
日産がメキシコで生産・販売する「V-Drive(ブイドライブ)」は、全長4.5m弱の4ドアセダンです。現地では日産で最も手の届きやすいセダンとして販売が続いています。
2026年8月時点の価格は31万4090ペソ(1ペソ約9.36円換算で約294万円。8月中旬時点、以下同)からです。トランスミッションは5速MTのみでATの設定はなく、それでいて6つのエアバッグを全車に標準装備しています。
日産メキシコはV-Driveに、企業や事業者向けのフリートサービスを用意しています。さらにタクシー向けには「Credi Taxi」、フリート向けにはクレジットまたはリースの金融プランを案内しています。
V-Driveは、日産が海外で展開する「ヴァーサ」のメキシコ仕様として販売されてきたモデルです。ヴァーサは日本でもかつて「ティーダラティオ」、のちに「ラティオ」として販売されていました。
一つ上に位置するのは2026年3月発売の最新型ヴァーサで、最も安い「Sense Base MT」の価格は37万4900ペソ(約351万円)です。V-Drive Base MTの価格は、それより6万810ペソ(約57万円)安く設定されています。
2026年型では車体寸法や性能が変更されました。2025年型比で全幅は1695mmから1740mm、ホイールベースは2600mmから2620mm、最高出力は106HPから118HP、トランク容量は460リットルから466リットル、複合燃費は18.2km/Lから19.06km/Lとなっています。

エクステリアは、ハロゲンヘッドライトに15インチのスチールホイール+フルホイールカバー、ブラックのドアハンドルとミラーカバーという構成です。ドアミラーは手動格納式で、角度調整は電動です。
リアにはボディ側面へ回り込むコンビネーションランプを備えます。ボディサイズは全長4495mm×全幅1740mm×全高1465mm、ホイールベース2620mmです。現行トヨタ「カローラ」セダンとは全長が同一で、全幅も5mm差という近いサイズです。
インテリアはシートにファブリックを採用。7インチのタッチスクリーンは「Apple CarPlay」「Android Auto」に対応し、マニュアルエアコン、パワーウインドウ、2スピーカーのオーディオ、「インテリジェントキー」、3つのUSB端子、12V電源ソケットを備えます。
安全面では6つのエアバッグに加え、ABS(アンチロックブレーキシステム)、EBD(電子制御制動力配分システム)、ブレーキアシスト、ビークルダイナミクスコントロール(VDC)、ヒルスタートアシスト(HSA)、タイヤ空気圧監視システム(TPMS)、ISOFIX、前後席3点式シートベルトを全車に採用します。
上位の「V-Drive MT」には、インテリジェント エマージェンシーブレーキ(I-EB)と前方衝突警報(FCW)も加わります。パワートレインは1.6リッター直列4気筒ガソリンエンジンで、最高出力118HP(約120PS)・最大トルク110lb-ft(約149N・m)を発生します。
組み合わされるトランスミッションは5速MTのみで、駆動方式は前輪駆動。グレードは2種類で、「V-Drive Base MT」の価格が31万4090ペソ(約294万円)、「V-Drive MT」が32万2090ペソ(同約301万円)です。その差は8000ペソ(同約7万5000円)となっています。
※ ※ ※
V-Driveの日本導入は現時点でアナウンスされていません。2026年型は5速MT専用の2グレード構成で、6エアバッグやVDC、TPMSを全車標準とし、上位グレードにはI-EBとFCWも備えます。
全長4495mmという日本でも扱いやすいサイズに、466リットルのトランクと19km/L台の燃費を備えるV-Drive。日本未導入ながら、メキシコ日産の最廉価セダンとして独自の構成を持つ1台です。
Writer: くるまのニュース編集部
【クルマをもっと身近にするWEB情報メディア】
知的好奇心を満たすクルマの気になる様々な情報を紹介。新車情報・試乗記・交通マナーやトラブル・道路事情まで魅力的なカーライフを発信していきます。クルマについて「知らなかったことを知る喜び」をくるまのニュースを通じて体験してください。











