2020年以降、クルマの保険料が変わる? 型式条件変更でいまよりオトクになる可能性も

自動車保険料の参考純率(参考値)を調査・公表している損害保険料率算出機構は、2020年1月1日以降に、型式別料率クラスを変更することを発表しました。これにより保険料には、どのような影響があるのでしょうか。

先進安全技術の発展により保険料も変更の可能性あり

 2018年10月23日に、自動車保険の保険料関する参考純率(参考値)を調査・公表している「損害保険料率算出機構」は、2020年1月1日以降に、型式別料率クラスを変更することを発表しました。

自動車保険料は、さまざま条件によって変わります

 クルマを運転する際に重要なのが、万が一に備えて入る「保険」です。自動車保険には、対人賠償責任保険、対物賠償責任保険、車両保険などがあり、補償する損害の種類に応じて「他人への賠償」や「自分自身の補償」というようにわかれます。
 
 自動車保険の保険料を決める基準には、保険契約者の無事故年数や事故有無によって、「1等級から20等級」にクラス分けされます。同じ等級でも、前年契約で「事故がなかった契約者」と「事故があった契約者」は、保険料の算出条件が異なるのです。

 また、契約者以外にも保険対象車の形式によっても変わり、さまざまな形状・構造・装備・性能により異なるクルマごとの特性やユーザー層などに基づくリスクの違いを総合的に評価。自動車検査証に記載されている型式ごとに、区分(型式別料率クラス)を設けています。

 このように、契約者の等級や所有車の区分(型式別料率クラス)によって、保険料の基準となる数値が算出され、そこに各保険会社の利用条件などが加わり、最終的な保険料が確定します。

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 今回発表されたのは、普通車・小型乗用車(3ナンバー・5ナンバー・7ナンバー)の型式別料率クラスを、現行の9クラスから17クラスに細分化。さらに、軽自動車(軽5ナンバー・軽7ナンバー・軽8ナンバー)に型式別料率クラスを新たに導入し、クラス数を3クラスにしています。

 クラス数を変更した目的は、「型式間のリスク差を、適切に保険料へ反映させるため」としています。具体的には、近年、安全運転サポート車(サポカー)など先進安全自動車(ASV)の技術が普及しつつあり、事故リスクを軽減する技術に対する評価を型式別料率クラスに反映させることで、適切な保険料の参考値を算出するとしています。

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