「最上級より100万円安い」マツダ新型「CX-5」の“最安モデル”が十分すぎる! コスパ最強なのに装備もバッチリなエントリー仕様「S」の正体とは!

2026年5月にフルモデルチェンジしたマツダ「CX-5」は、エントリーグレードが330万円からという手頃な価格に設定されています。どのようなモデルなのでしょうか。

新型「CX-5」の“最安モデル”が十分すぎる!

 2026年5月21日、マツダはミドルサイズクロスオーバーSUV「CX-5」の新型モデルを発売しました。

 2012年の初代登場以来、2017年の2代目発売を経て、2025年末には世界累計販売台数500万台を達成するなど、CX-5はマツダを代表する基幹モデルへと成長を遂げています。

 独自のデザインテーマである「魂動」や技術体系「SKYACTIV」による都会的な造形と高い基本性能が評価されてきましたが、約9年ぶりのフルモデルチェンジによって3代目へと進化しました。

 今回は「新世代エモーショナル・デイリーコンフォート」を開発コンセプトに掲げ、デザインや走行性能の磨き上げとともに、室内空間や荷室の機能性も大きく向上させています。

マツダ新型「CX-5」のエントリーモデル「S 2WD」
マツダ新型「CX-5」のエントリーモデル「S 2WD」

 ボディサイズは全長4690mm×全幅1860mm×全高1695mmで、ホイールベースは2815mmとなっており、ミドルサイズらしい扱いやすい寸法が全グレード共通で維持されています。

 一方でホイールベースが従来モデルより115mm延長されたことで、後席の居住性が大幅に改善。足元のひざ周りスペースにゆとりが生まれたほか、1299mmの室内高により頭上空間にも十分な広さを確保しました。

 外観は従来のシンプルで都市部にも馴染むデザインを継承しつつ、ボンネット先端に厚みを持たせ、左右に広げたロアグリルによってワイド感を強調。リアデザインも同様にスポーティでワイドな印象を与えます。ボディカラーには造形を引き立てる新規塗装色「ネイビーブルーマイカ」が追加され、全7色が用意されました。

 インテリアは、マツダが掲げる走る歓びとリラックスできる空間の両立を目指して仕立てられています。運転席周辺には水平基調のデザインが取り入れられており、走行中の姿勢変化を自然に感じ取れる工夫が施されました。

 ドアからインパネへとつながるラインによって空間の広がりも演出されています。また操作系(HMI)も刷新され、中央には12.9インチまたは15.6インチの大型タッチパネルが配されました。

 加えて、マツダとして初採用となるGoogle搭載インフォテインメントシステムにより、GoogleアシスタントやGoogle Playなどが利用可能です。

 荷室容量は466リットルを確保しており、定員乗車時でもゴルフバッグやスーツケースをそれぞれ4つ収納できます。荷室開口部の下端が18mm下げられたことで、荷物の出し入れもよりスムーズになりました。

 安全機能や運転支援システムも進化しており、アクセルを離した際の減速を補う「プロアクティブ・ドライビング・アシスト(PDA)」が新たに導入されたほか、ドライバーモニタリングやドライバー異常時対応システム(DEA)の検知精度が高められました。

 さらに周囲の状況を確認できる「360°ビュー・モニター(シースルービュー)」が全車に標準装備され、狭い道や駐車場での安心感を高めています。

 パワートレインは全車共通で、2.5リッター直噴ガソリンエンジンにマイルドハイブリッドを組み合わせた「e-SKYACTIV G 2.5」と6速ATが採用されました。最高出力178PS、最大トルク237Nmを発揮し、WLTCモード燃費は15.2km/Lを記録します。

 こうした新型CX-5の中で、最も手頃な価格設定となっているエントリーモデルが「S 2WD」です。価格(消費税込、以下同)は330万円となり、最上級グレード「L 4WD」の430万6500円と比較すると100万1500円安く設定されています。

 S 2WDは最安価モデルであるため装備はシンプルに整理されており、外装ではルーフレールが非装着となるほか、前後ランプのシグネチャーLEDが見送られ、タイヤサイズも上級グレードの19インチに対して17インチとなります。

 内装についてもシート地がファブリックになり、アンビエントライトや電動シート、ステアリングヒーターなどの快適装備は省かれています。

 しかし、日常使用に必要な機能は十分に備わっています。12.9インチのGoogle搭載ディスプレイは標準装備され、Apple CarPlayやAndroid Auto、フルセグTVに対応するほか、8スピーカーの音響システムや10.25インチのフル液晶メーターを装備したほか、前席シートヒーターやフルオートエアコン、本革巻のステアリングやシフトノブも採用されています。

 安全面においても「スマート・ブレーキ・サポート」やPDA、車線逸脱抑制、前後側方車両検知といった先進機能が省略されることなく標準で備わっています。

※ ※ ※

 装備を必要最小限に抑えつつも、高い安全性と十分な実用性を兼ね備えたCX-5 S 2WDは、最新のSUVを手頃な価格で導入したい人にとってバランスの良い選択肢といえるでしょう。

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Writer: くるまのニュース編集部

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