8年ぶり全面刷新! BMW「“新型”X5」に問合せ殺到! 「複数パワトレ」設定で“トヨタの技術”も搭載!? 新たな「スポーツアクティビティビークルの中核モデル」が販売店でも話題に

世界初公開されたBMWのSUV「X5」の新型モデルについて、販売店に最新情報を聞いてみました。

ついにデビューしたBMW 新型X5。日本仕様の発売は27年か

 2026年7月7日、BMWは第5世代となる新型「X5」を世界初公開しました。
 
 ユーザーから寄せられている反響について、首都圏のBMWディーラーに問い合わせてみました。

 今回デビューした新型X5は同モデルの第5世代にあたり、BMWが提唱する「プレミアム・スポーツ・アクティビティ・ビークル(SAV・BMW固有のSUV呼称)」セグメントの旗手としての役割を担っています。

 新型X5の外観は、SAVらしいプロポーションを強調した力強いフォルムが特徴です。直立感のあるフロントエンドに垂直配置の「BMWキドニー・グリル」、新採用の「ダブルXライト・アイコン」を組み合わせ、存在感の際立つフロントマスクを実現しています。

 また、ドアハンドルには「BMWウィングレット」を採用することでサイドビューに統一感を持たせ、面と面が調和した彫刻的な造形美を生み出しています。

 内装においても、包み込まれるような空間とガラス素材のアクセントが上質な雰囲気を醸し出しています。

 BMW初採用となるスレートをはじめ、ガラスなど天然素材と革新的な素材を組み合わせ、ドアやダッシュボードのトリムに施された「X」ステッチが独自のアイデンティティを演出しています。

BMW新型「X5」世界初公開。日本のユーザーも興味津々
BMW新型「X5」世界初公開。日本のユーザーも興味津々

 そして操作およびディスプレイには「BMW パノラミック iDrive」と「BMW オペレーティング・システムX」を搭載し、X5では「BMW パッセンジャー・スクリーン」が初採用されています。

 助手席専用となるこのディスプレイは人気エンターテインメントアプリと統合されており、走行中も充実したコンテンツを楽しめます。

 さらに、標準装備の開閉機能付き大型パノラミックサンルーフが車内に明るく開放的な空間を演出し、標準装備のスポーツシートやオプションの「マルチ・ファンクション・シート(ベンチレーション・マッサージ機能付き)」にはヴェガンザ製シートカバーを採用しています。

 これに加え、オーダーメイドサービスの「BMW Individual」では、上級モデルに採用される希少性の高い「メリノレザー」も選択できます。

 新たな時代の到来を予感させる統合システムBMW パノラミック iDriveは、デジタルディスプレイ、物理的な操作系、インテリジェントなソフトウェアを一体化した構成となっています。

 このシステムは、人間と機械の相互作用を重視した設計により、情報を直感的かつ状況に応じて人間工学的に最適な形で提供します。

 そのため、ドライバー志向のパーソナライゼーションと安全性を高い次元で両立した、未来志向のユーザー体験を実現しています。

 パワートレインはすべて4輪駆動「xDrive」で、ガソリン、ディーゼル、PHEV(プラグインハイブリッド)、BEV(バッテリーEV)、そしてFCEV(水素燃料電池)を含めたBMW初となる5つのバリエーションが揃います。

 ガソリンの「X5 40」は3リッター直列6気筒&マイルドハイブリッドで最高出力400馬力・0-100km/h加速が5.3秒、ディーゼルの「X5 40d」は同じく3リッター直列6気筒で313馬力・最大トルク670Nmを発揮します。

 PHEVは2種類が用意され「X5 50e」が直列6気筒+モーターで最高出力489馬力・EV走行最長102km、上位の「X5 M60e」は同じく直列6気筒+モーターで612馬力・0-100km/h加速4.5秒・EV走行最長98kmをマークします。

 さらにBEVの「iX5 60」は最高出力578馬力を発揮し、141kWhの大容量バッテリーと800Vシステムにより航続距離最長845km・最大460kWの急速充電に対応します。

 加えて、トヨタと共同開発した水素燃料電池システムを搭載するFCEVの「iX5 Hydrogen」も今後導入予定で、航続距離最大750kmを確保し、5分未満での水素補給が可能です。

 ボディサイズは「X5 40 xDrive」で全長4994mm×全幅2000mm×全高1751mm、ホイールベース3035mmを誇ります。全幅2mという堂々としたディメンションが存在感をさらに高めています。

 荷室容量は655リットルから最大1850リットル(PHEVモデルは525リットルから1680リットル)を確保しています。

 生産は2026年8月にBMWグループのスパータンバーグ工場(米国)で開始される予定で、「BMW iX5」は同工場初の完全電気自動車となります。

 8年ぶりのフルモデルチェンジとなり、ついにベールを脱いだ新型X5。ユーザーから寄せられた反響について、7月下旬に首都圏のBMWディーラーにも問い合わせてみました。

「『ネットニュースを見たが日本導入はいつ頃か』『展示車が見られるのはいつ頃か』『予約可能になるのはいつからなのか』といったお問い合わせをいただいております。

 今回の新型が5代目ということで、歴史あるモデルだけに『新型X5はチェックしておきたい、あるいは手に入れたい』というお客様が実車との対面を待ちわびていらっしゃいます。

 現時点で日本市場の導入時期は2027年初頭を予定しております」。

 今回、他のBMWディーラーにも問い合わせてみました。

「『いろいろなパワートレインがあるようだが、どの仕様が日本に入ってくるのか』といったお問い合わせをいただいております。現時点では未定であり、詳しいことは分かっていません。

 現時点で48Vマイルドハイブリッド技術を採用したガソリンおよびディーゼルエンジン、PHEV、EVのほか、水素燃料電池車の設定が予定されておりますが、どのパワートレインが日本に入ってくるのか、分かり次第お伝えいたします」。

 いま、考えられるパワートレインを可能な限り用意した感のある新型X5。BMWのSAVの先駆けとしてデビューし、最も長い歴史を持つX5に対するBMWの強い想いが伝わってくるようです。

 果たしてどのパワートレインが日本仕様のX5に搭載されるのでしょうか。

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Writer: 松村透

株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当。カーメディアの運営サポートや企画立案・ディレクションが得意分野。またオーナーインタビューをライフワークとし、人選から取材・撮影・原稿執筆・レタッチ・編集までを一手に担う。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911S(プラレール号)と2022年式フォルクスワーゲン パサートヴァリアント。

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