車内にETCカード“置きっぱなし”は「超キケン」!? 猛暑で「エラー・ゲート衝突」のリスクも! 盗難時に“補償対象外”で「全額自己負担」となる恐怖も!? トラブル回避の「正しい対策」とは!
お盆明け以降も厳しい残暑が予想されるなか、ETCカードの「挿しっぱなし」によるトラブルにも注意が必要です。どのような事態が想定されるのでしょうか。
車内にETCカード“置きっぱなし”は「超キケン」!?
気象庁は2026年8月13日、最新の1か月予報を発表しました。お盆期間中は首都圏を中心に比較的過ごしやすい日もありましたが、今後1か月は全国的に暖かい空気に覆われやすく、お盆明け以降は再び厳しい暑さが続く見込みだとしています。特に北日本では期間前半、東日本と西日本では9月前半にかけて残暑が続くといいます。
まだまだ厳しい残暑が続くなか、ドライバーが注意したいのが「ETCカード」の取り扱いです。
高速道路や有料道路を利用する際に欠かせないETCですが、夏場の高温によってETCカードが変形したり、ICチップが損傷したりすると、料金所で「カード未挿入」や「読み取りエラー」が発生する可能性があります。
ETCカードは樹脂製であり、高温環境では変形する恐れがあります。また、内部に搭載されたICチップも熱に弱く、炎天下の車内に長時間放置することで読み取り不良を起こす場合があります。
もし、ETCカードが正常に読み込まれない状態でETCレーンへ進入すると、ETCゲートの開閉バーが上がらず、急ブレーキや後続車との事故につながる危険性もあります。
![車内にETCカード“置きっぱなし”は「超キケン」!?[画像はイメージです]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2025/08/20240807_ETC_000.jpg?v=1723026283)
一方、ETC車載器の設置場所が熱の影響を受けにくいグローブボックス内やインパネの下の方だからといって、ETCカードを車載器に入れっぱなしにしているドライバーが多いのも実状です。
車載器のみならず、車内にETCカードを置きっぱなしにしておくと、熱の影響だけではなく、車上荒らしによるETCカードの盗難の恐れもあり、実際に車上狙いで荷物ごとETCカードも盗難にあうケースもあります。
そのため、基本的にはETCカードは使うときにだけETC車載器に入れて使うことになっています。
NEXCO中日本は公式サイトで、「サービスエリア・パーキングエリアでクルマから離れる際には抜き取って携行されることをお勧めします」と案内をしています。しかし実際は「少しの間だから」「毎回抜くのが面倒だから」と挿しっぱなしにしているドライバーがほとんどかと思います。
クレジット会社によると、ETCカードが盗難され不正利用された場合でも、カードを挿しっぱなしにして「盗難の危険性を認識していながら放置していた」、つまり「カード会員の故意または重度な過失」とみなされ、保険で補償されず全額自己負担となる場合があるとの案内をしています。ETCカードは携行することを基本として再認識しておくとよいでしょう。
なお、ETCカードのICチップは抜き差しを繰り返すことで、ICチップに少しずつ歪みや削れが発生し、エラーの要因となります。そのため車載器へ抜き差しする際は、ていねいに抜き差しするように心がけましょう。
ETCカードが破損してしまった場合は、発行元のクレジットカード会社に連絡し、ETCカードの再発行が必要となりますが、再発行までには時間がかかります。首都高速の入口等は有人レーンがない箇所も増えているので、再発行されたカードが届くまで高速道路や有料道路が使えないという問題に直面します。
その間、「家族のETCカードを借りればいい」と考えるドライバーもいるかもしれませんが、家族間であっても、ETCカードは契約者本人以外の利用が禁止されており、貸し借りも認められていません。
ちなみに、借りたETCカードを使用したことで、電子計算機使用詐欺罪(刑法246条の2)として有罪となった判例もあるとのことです。
そのため、高速道路を利用する機会が多く頻繁にETCカードを使用するドライバーは、複数枚のETCカードを保有しておくことも選択肢のひとつといえるでしょう。
ちなみに、筆者(くるまのニュースライター HAMATARO)は年会費がかからないタイプのETCカードを契約し、カードのトラブルの対策をしています。
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引き続き厳しい残暑が続くこれからの時期。ETCカードの「挿しっぱなし」は、故障や盗難、さらにはゲートトラブルにつながる恐れがあります。
高速道路を安全・快適に利用するためにも、車両から離れる際はカードを抜いて携行する習慣を身につけたいところです。






















