「まともに止まらないクルマ増えた」信号なし交差点での重大事故にネットでも非難の声! 違反件数は“ワースト1” 警察が教える「正しい一時停止」のやり方とは

愛知県岡崎市の路上において、乗用車とバイクが出合い頭に衝突し、バイクに乗っていた女性が意識不明の重体となる事故が発生しました。乗用車側の道路に「一時停止」の標識があったということで、改めて一時停止の重要性が指摘されています。

警察では一時停止場所での「3段階停止」を推奨

 2026年8月11日の午後8時半頃、愛知県岡崎市内の交差点において、乗用車とバイクが出合い頭に衝突する事故が発生しました。この事故により、バイクを運転していた23歳の女性が病院に搬送されましたが、頭を強く打って意識不明の重体となっています。

 事故が起きた交差点は、県道と市道が交わる信号機のない交差点であり、県道を南方に進んでいたバイクと、市道から右折しようとしてきた乗用車がぶつかったものです。

 警察はこの事故に関して、乗用車を運転していた豊田市に住む20歳の会社員の女性を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕し、その後釈放しました。

 なお、現場となった交差点は乗用車側に「一時停止」の道路標識があったということで、警察が当時の事故状況を詳しく調べています。

 この事故に対してはインターネット上で「一時停止の理解をしていないというより、『まあ大丈夫だろう』って思って横着してる人が多いように思います」「ここ数年、まともに一時停止をしないクルマが増えたと感じる」「側道から出ようとするクルマが、一時停止線ギリギリまでスピードを落とさないで来ることが多くて、優先道路を走っていてもドキドキしてしまう」など、一時停止に関する声が多数寄せられています。

 加えて、「クルマを運転する人は『子供が飛び出てくるかも』『自転車が出てくるかも』など、『かもしれない』運転を心がけてほしい」「信号機のない交差点への意識が低いドライバーが非常に多い。危険予知の観点からも交差点内に進入する前の安全確認は必須」といった、安全運転に関する意見も聞かれました。

信号なし交差点での重大事故に非難の声集まる(画像はイメージ、Suteyama/PIXTA)
信号なし交差点での重大事故に非難の声集まる(画像はイメージ、Suteyama/PIXTA)

 原則として「一時停止」の道路標識は、左右の見通しがきかない交差点や出合い頭事故が発生するおそれのある交差点などに設置されることから、その点をふまえて十分な安全確認をする必要があります。

 また警察は、見通しの悪い交差点においては「1.停止線での停止」「2.見せる停止」「3.確認の停止」という3段階停止を推奨しています。まず、1の停止線で止まった後にゆっくりと前進し、クルマの先端を交差点へ少し出して自車の存在を知らせるのが2の見せる停止です。

 次に、左右の確認ができる位置まで進んで再び停止し、そこで安全確認をすることを3の確認の停止と呼びます。このように段階的な安全確認をすることで、車両や歩行者との事故の防止につながるといえるでしょう。

 とはいえ、一時停止の道路標識がある場所できちんと一時停止していないドライバーは決して少なくありません。

 警察庁の公表した統計「道路交通法違反の取締り状況」によると、2025年中、最も検挙された交通違反は「一時不停止」の113万6083件であり、検挙件数全体の23%を占めました。単純計算ではあるものの、1日あたり3100件以上もの一時不停止が取り締まられていることとなります。

 また自動車ではありませんが、自転車の交通違反でも「一時不停止」が最も多く、2025年中は2万7331件もの違反が検挙されました。

 一時停止する位置に関して道路交通法第43条は、「道路標識等による停止線の直前(道路標識等による停止線が設けられていない場合にあっては、交差点の直前)で一時停止しなければならない」と明記しています。

 つまり停止線の手前で、車両のタイヤが完全に停止するくらいしっかりと止まるという意識を持って運転することが重要です。

※ ※ ※

 一時停止の標識がある交差点できちんと止まらないと、交差する道路を通行してきた車両と出合い頭に衝突し、重大な事故につながるおそれがあります。

 自動車や自転車の運転手は「交差点からクルマや歩行者などが出てくるかもしれない」という認識を持ち、段階的に停止しながら、安全に通行すべきでしょう。

【画像】要注意! これが高速で「違反となる行為」です 画像で見る(20枚)

【カンタン無料】愛車の査定額を確認する(PR・外部リンク)

画像ギャラリー

Writer: 元警察官はる

2022年4月からウェブライターとして活動を開始。元警察官の経歴を活かし、ニュースで話題となっている交通事件や交通違反、運転免許制度に関する解説など、法律・安全分野の記事を中心に執筆しています。難しい法律や制度をやさしく伝え、読者にとって分かりやすい記事の執筆を心がけています。

おすすめのクルマを見る

スズキ ハスラー
イメージ画像

中古車価格(税込)

12万円〜278万円

新車価格(税込)

152万円〜197万円

【中古車】がお得!? 新車不足で人気沸騰

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

【無料】最短3分で自動車保険を一括見積もり

【限定30台】毎月1万円台でフォレスターに乗れる!?(PR・外部リンク)

最新記事

全国のガソリン平均価格
2026/08/18時点最新
直近の平均価格
レギュラー
166.5 +0.1
ハイオク
177.7 +0.2
軽油
156.3 +0.3
情報提供元:株式会社ゴーゴーラボ
gogogsで詳細をみる

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー

お住まいの郵便番号にマッチする
査定サイトをご紹介します