トヨタ「シエンタ」「ヴォクシー」の対抗馬!? 全長4.4mの四角いスライドドアミニバンに反響! フィアット「ドブロ」に80台限定モデル登場 販売店での声はいかに
2026年6月30日、Stellantis(ステランティス)ジャパンは、フィアットのMPV「DOBLO(ドブロ)」の限定車「DOBLO Oceano Blu(ドブロ オチェアーノ ブルー)」を発表し、同日より80台限定で発売を開始しました。その後のユーザーからの問い合わせについて、首都圏のフィアットディーラーに問い合わせてみました。
専用ボディカラーをまとったオチェアーノ ブルーは、限定80台で販売
2026年6月30日、Stellantis(ステランティス)ジャパンは、フィアットのMPV「DOBLO(ドブロ)」の限定車「DOBLO Oceano Blu(ドブロ オチェアーノ ブルー)」を発表し、同日より80台限定で発売を開始しました。
その後のユーザーからの問い合わせについて、首都圏のフィアットディーラーに問い合わせてみました。
ステランティスジャパンの発表によると、ドブロの限定車は2モデルの販売が決まっており、その第1弾となるのがドブロ オチェアーノ ブルーです。
ベースとなる5人乗りのドブロは、2023年5月にデビュー。都市部での扱いやすさと荷物をたっぷり積める実用性を両立しており、最小回転半径5.6mの軽快な取り回しと、シートアレンジ時に最大2126リッターを誇る積載能力がファミリー層やアクティブなユーザーから支持を集めています。
2024年12月には新世代のFIATブランドロゴを採用したフェイスリフトを行い、内装や運転支援機能など各所をアップデートしています。
今回のドブロ オチェアーノ ブルーは、日本市場のために企画された限定車です。
ボディカラーには、イタリアの広大な海をイメージした深みのある「オチェアーノ ブルー メタリック」を採用。
本国カタログモデルはもちろん、ステランティスの同プラットフォームを共有する他モデルにも設定がない、この限定車だけの専用色であることが注目すべきポイントです。
また、通常モデルではブラック仕上げのフロントバンパーをボディ同色にすることで、すっきりとした一体感のあるフロントビューを形成しています。
さらに、FIATバッジやモデルバッジと調和する「ガンメタリック」カラーの専用アクセントデカールを採用。
フロント、サイド、ホイールに耐久性と質感に優れたハイボスカル素材を使用し、機能美と精悍さを兼ね備えたスタイリングを作り上げています。
そのほか、車両後方のサイドレールカバーをブラックで統一し、ブラックのドアハンドルと併せてコーディネートされています。
機能面では、ドブロとして初採用となるグリップコントロールを搭載。
エコ・ノーマル・スノー・マッド・サンドの全5モードを備え、前輪駆動ながら路面状況に応じた適切なトラクションを確保します。
また、走行および機能面ではグリップコントロールとヒルディセントコントロールを搭載し、さまざまな路面状況でも安心感のある走りを提供します。

パワートレインは1.5リッター直列4気筒BlueHDiディーゼルターボエンジンで、最高出力130馬力、最大トルク300Nmを発揮します。
トランスミッションは8速AT、駆動方式は2WD(FF)です。
ボディサイズは全長4405mm×全幅1850mm×全高1825mm、ホイールベース2785mm。
参考までに、トヨタ「ヴォクシー」のボディサイズは全長4695mm×全幅1730mm×全高1895-1925mm、ホイールベース2850mm、トヨタ「シエンタ」のボディサイズは全長4260mm×全幅1695mm×全高1695mm(4WD仕様は1715mm)、ホイールベースは2750mmです。
ドブロ オチェアーノ ブルーの価格(消費税込)は451万円です。
わずか80台という限定モデルだけに注目度も高そうですが、ユーザーの反響について、首都圏のフィアットディーラーにも問い合わせてみました。
「ボディカラーを見て一目惚れしたというお客様がほとんどです。
とてもおしゃれなモデルなので、街中でも目を引くと思います。
『人と同じクルマには乗りたくない』というこだわりをお持ちのお客様に人気です。
ドブロ オチェアーノ ブルーは日本専用の限定車ですし、わずか80台しか販売されません。
まだ完売はしていないようですが、お早めにお問い合わせください」。
今回、他のフィアットディーラーにも問い合わせてみました。
「日本車のミニバンにお乗りのお客様が興味を持ってくださり、お問い合わせをいただいております。
『ハンドル位置は右ですか』、『ディーゼルエンジン仕様だけですか』といった、使い勝手を気にされるお客様が多いです。
あと、意外と多いのが『スライドドアは電動ですか』というお問い合わせです。
申し訳ありませんが、同モデルのスライドドアは手動となっております。
台数が80台と少ないので、お早めにお問い合わせください」。
こだわりを持つユーザーにとっては、手動のスライドドアも気にならないでしょう。
あとはパートナーをどう説得するかですが、日本車とは異なるイタリア車ならではの開放的な仕立てが手動のスライドドアを補ってあまりある魅力にあふれていることも事実です。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当。カーメディアの運営サポートや企画立案・ディレクションが得意分野。またオーナーインタビューをライフワークとし、人選から取材・撮影・原稿執筆・レタッチ・編集までを一手に担う。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911S(プラレール号)と2022年式フォルクスワーゲン パサートヴァリアント。












