トヨタ新型「“4WD”スライドドアミニバン」が凄い! “リッター21.8km”の低燃費×「タフな新ドライブモード」搭載! 快適装備もり沢山な“7人乗り”の「ヴォクシー」最上級モデルに注目!

2026年5月に一部改良を受けたトヨタ「ヴォクシー」が発売され、ハイブリッドへの統一や装備の充実が図られました。そのなかで最も高価な「S-Z E-Four」とは、下位グレードとどのような違いがあるのでしょうか。

価格差63万円! 装備充実の最高級モデル

 2026年8月、ファミリーカーとして定番のミニバンでは、燃費の良さや室内の広さに加えて、毎日の移動を快適にする装備も重視されています。

 特にハイブリッド車の選択肢が広がるなか、実用性と上質さを両立したモデルへの関心も高まっています。

 そうしたなか、2026年5月に一部改良を受けたトヨタのミドルサイズミニバンが登場しました。それが「ヴォクシー」です。

 ヴォクシーが登場したのは2001年。初代モデルは姉妹車の「ノア」と同時に発売されました。

 両車は同じミドルサイズミニバンに属しながらも、デザインによってキャラクターを分けており、ヴォクシーは存在感のあるフロントマスクを採用。その個性的なスタイルは歴代モデルにも受け継がれ、独自の存在感を築いてきました。

上質感を高めた7人乗りレイアウトのインテリア。ステッチ加工などを施し、落ち着きのある室内に仕上げられている
上質感を高めた7人乗りレイアウトのインテリア。ステッチ加工などを施し、落ち着きのある室内に仕上げられている

 現行型は4代目で、2022年1月に約8年ぶりのフルモデルチェンジを受けています。全グレードが3ナンバーサイズに統一され、広い室内空間や両側パワースライドドアなど、ミニバンならではの使い勝手を両立しました。

 なお、登場から4年以上経過しているなかでも、日本自動車販売協会連合会が発表した2026年7月の新車登録台数によると6471台を記録。乗用車の新車登録ランキングでは12位に入るほどの人気を誇っています。

 2026年5月に発売された一部改良モデルでは、「ウェルキャブ」を除いてパワートレインをハイブリッドに統一しました。

 カーボンニュートラルの実現を見据えた変更で、現在の自動車市場で重視される環境性能に対応しています。

 外観ではフロントまわりの意匠を変更し、ヘッドランプなどによって目元を強調したスタイリッシュなデザインを採用。

 フロントグリルの本体部分はブラック加飾となり、17インチホイールも切削光輝+ブラック塗装+ダーククリアに変更されています。ボディカラーにはニュートラルブラックとアーバンロックという新色も追加されました。

 室内にも変更が加えられ、全グレードでシフトノブやウインドウスイッチまわりをピアノブラック塗装としたほか、上級グレードの「S-Z」ではメーターフードを表皮巻き・ステッチ加工に変更。

 インストルメントパネルやドアトリムにもステッチ加工を追加し、シート表皮の意匠も変更することで、スポーティな雰囲気を高めています。

 装備面では、メーターの液晶部分を大型化。S-Zは7インチから12.3インチ、エントリーグレードの「S-G」は4.2インチから7インチとなり、視認性が向上しています。

 前後方ドライブレコーダーはS-Zで標準装備となり、ワンタッチスイッチ付デュアルパワースライドドアはS-Gにも標準装備されました。

 さらに、ショックアブソーバーの減衰力を最適化して乗り心地を改善し、防音材などを適切に配置することで車内の静粛性も高めています。

 そんなヴォクシーのなかで、最も高価なモデルにあたるのが「S-Z E-Four」です。装備を詳しく見ると、内外装ともに最高級モデルらしい特徴があります。

 見た目では、LED薄暮灯を標準装備していることがポイントとなり、ヘッドランプはリフレクター式LEDで、LEDターンランプ、LEDクリアランスランプを組み合わせています。

 S-Gも同じLEDヘッドランプ類を備えますが、S-ZではフロントドアのグリーンガラスにスーパーUVカット機能と撥水機能が加わります。

 また、ドアベルトモールディングはS-Zがステンレス製となっており、細かな部分にもグレードによる違いが見られます。

 ホイールについては、S-Z E-Fourは205/60R16タイヤと16×6Jアルミホイールを採用し、ダークグレーメタリック塗装としています。

 なお、S-Zの2WD車では17インチホイールが標準となるため、駆動方式によって仕様が異なります。

 内装では、S-ZとS-Gの差がより分かりやすくなります。S-Zは12.3インチTFTカラーメーター+マルチインフォメーションディスプレイを採用しているのに対し、S-Gは7インチとなっており、メーターを大型化することで、走行情報などを確認しやすくしています。

 また、S-Zはインパネ一体型センターコンソールボックスを備えるのに対し、S-Gは独立型となっています。

 さらにS-Zには快適温熱シートを運転席・助手席に標準装備しており、寒い時期の快適性にも配慮されています。

 2列目の装備にも違いがあります。7人乗りのS-Zでは折りたたみ式大型サイドテーブルを採用し、カップホルダー4個に加えて、ポケット、充電用USB端子(Type-C)2個、エコバッグフック2個を備えています。

 S-Gの7人乗りは折りたたみ式サイドテーブルで、カップホルダー2個付となるため、後席の使い勝手という点でもS-Zが充実しています。

 空調もS-Zは左右独立温度コントロール式フロントオートエアコンに加えてリアオートエアコンを標準装備。

 S-Gはフロントオートエアコンとリアクーラーとなるため、後席の温度調整機能にも差があります。

 パワートレインは1.8リッターハイブリッドで、S-Z E-Fourでは電気式4WDのE-Fourを採用しています。

 E-Four車にはSNOW EXTRAモードが標準設定されており、雪道など滑りやすい路面での走行を考慮した制御を選択することが可能です。WLTCモード燃費は21.8km/Lです。

 これらの特徴をもつ「ヴォクシー S-Z E-Four」の価格(消費税込)は438万200円と、最も安価な「S-G 2WD」の375万1000円と比べると62万9200円高くなります。

 価格差はありますが、日常的に使う装備が幅広く充実しているうえ、E-Fourによる電気式4WDも備えるため、ヴォクシーのなかでも装備と走行性能を重視したい人に適したグレードといえるでしょう。

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Writer: ナナハチP

2歳でトミカに出会って以来のクルマ好き。現在はライター兼コンテンツクリエイターとして、自動車・グルメ・旅行などを中心に情報発信を行っている。特に愛車や憧れの一台について語り始めると、つい熱が入ってしまうタイプ。

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