トヨタ「新ルーミー」まもなく発表! なぜ“標準9インチ画面”がオプションに逆戻り? 安全性アップの一方で賛否広がる「新型トールワゴン」への反響とは!

トヨタのトールワゴン「ルーミー」の改良モデルがまもなく発表される見込みです。新たな仕様に対して、どのような反響が寄せられているのでしょうか。

「新ルーミー」まもなく発表!

 2016年11月の発売から2026年秋で10年目を迎えるトヨタのトールワゴン「ルーミー」は、ダイハツ「トール」のOEMモデルです。デビューから年月が経った現在でも、根強い人気を保ち続けています。
 
 人気の理由は、扱いやすいコンパクトなボディと広い室内空間を両立している点です。全長3700mm×全幅1670mm×全高1735mmと「ヤリス」(全長3950mm×全幅1695mm×全高1495mm)より小ぶりで、最小回転半径も4.6mと取り回しに優れています。

 一方で車内は広く、ウォークスルー機構や両側電動スライドドア(上級グレード標準)など利便性も抜群です。

 パワートレインは1リッター直列3気筒の自然吸気(NA)とターボを用意し、WLTCモード燃費は18.4km/L(NA・2WD)となっています。

 直近では2024年12月に一部改良が行われ、9インチディスプレイオーディオやバックモニターが標準化されたほか、スペアタイヤが廃止されました。

 そして現行モデルの人気が続くなか、さらなる一部改良がまもなく実施される見込みです。

「ルーミー」何が変わる?
「ルーミー」何が変わる?

 関東地方のトヨタ販売店によると、2026年8月末日に発表と生産開始が予定されており、同年7月末からはすでに先行予約も始まっているとのことでした。

 今回の一部改良では、まず先進安全装備「スマートアシスト」のアップデートが大きなトピックとなります。最新カメラの採用により、これまでの歩行者や車両に加え、自転車、右左折時の横断歩行者、右折時の対向車まで検知対象が広がります。

 また、SRSサイドエアバッグの全車標準化や、法規対応としてのサイバーセキュリティ対応、シート・ヘッドレストの強度基準改定対応、EDR(イベントデータレコーダー)の全車搭載なども盛り込まれる模様です。

 さらに、停止保持機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)の採用拡大も予定されており、現在は「カスタムG-T」「カスタムG」グレードに標準装備されているこの機能が、標準モデルの「G-T」「G」グレードでもオプションで選べるようになります。

 このオプションを選択すると、停止保持機能付電動パーキングブレーキもあわせて装着されます。

 一方で、前回の改良で標準化された9インチディスプレイオーディオはオプション設定へと変更される見通しです。これは、お買い得感や手頃な価格が重視されるカテゴリーにおいて、車両本体価格の値上がりを最小限に抑えるための措置と予想されます。

 このほかにも、グレーステッチや撥水加工を施したレザー調・ファブリックシート表皮、メッキドアアウターハンドル、トップシェイドガラスなどが新たにオプション設定されるほか、エントリーグレードの「X」に運転席シートハイトアジャスターやフロントセンターアームレスト、助手席シートアンダートレーが追加され、エントリーモデルの商品力向上が図られようです。

 なお、改良後のルーミーの車両価格については現時点では明らかになっていません。

 まもなく改良されるルーミーについて、ネット上では期待と現実的な意見が入り混じった様々な声が上がっています。

 まず、先進安全装備である「スマートアシスト」のアップデートや、アダプティブクルーズコントロール(ACC)の対応拡大については歓迎する意見が多く見られます。

「日常の街乗りでヒヤッとする場面が多いので、自転車や交差点の歩行者まで検知してくれるのは心強い」「長距離運転や渋滞が楽になるから、標準モデルでも電動パーキングブレーキとセットでACCが選べるようになるのは嬉しい」といったコメントがあり、安全性の向上や運転の負担軽減に期待が集まっているようです。

 一方で、前回の改良で標準装備されたばかりの9インチディスプレイオーディオがオプションに戻る点に関しては、ユーザーによって受け止め方が分かれています。

「社外ナビを付けたい人や、少しでも本体価格を安く抑えたい人にとっては良心的な変更」「見た目の車両価格アップを抑えるための苦肉の策かもしれないけれど、選択肢が増えるのは悪くない」といった納得の声があるなかで、「せっかく標準化されたのにグレードダウンしたように感じてしまう」という素直な印象を漏らす声も見られます。

 また、発売から10年目を迎えるロングセラーモデルということもあり、次期型への期待を含めた複雑な思いを抱くファンも少なくありません。

「そろそろフルモデルチェンジでハイブリッドモデルが登場すると思っていたので、今回も一部改良にとどまったのは少し残念」「基本設計の古さは気になるものの、このコンパクトなサイズ感と室内の広さ、スライドドアの使い勝手はやっぱり唯一無二で外せない」といったコメントからは、長年愛されてきた車種だからこその強い関心と実用性の高さに対する根強い信頼がうかがえました。

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Writer: くるまのニュース編集部

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