鮮烈グリーンの新「2ドア“スポーツカー”」発表! スゴい“3リッター直6ツインターボ”搭載の高性能モデル! 特別仕立ての“内外装”採用したBMW「M4クーペ」独国で登場
BMW Mは2026年9月10日、BMWモトラッドとともに、ニュルブルクリンクの開業100周年を記念する特別モデル「100 Jahre Nurburgring」を発表しました。そのうちの一台となる「M4クーペ」は、いったいどのような仕立てなのでしょうか。
鮮烈グリーンの2ドア“スポーツカー”
BMW MとBMWモトラッドは2026年9月10日(現地時間)、ニュルブルクリンクの開業100周年に向けた共同の記念エディション「100 Jahre Nurburgring(フンダート・ヤーレ・ニュルブルクリンク)」を発表しました。
構成は四輪6モデルと二輪3モデルの計9モデル。「100 Jahre」はドイツ語で「100年」を意味し、ニュルブルクリンクが正式にオープンした1927年6月18日から数えて、2027年に100周年を迎えます。
四輪6モデルのひとつが、2ドアクーペのBMW「M4クーペ」です。
記念仕様は、エディション専用に開発されたボディカラー「ニュルブルクリンク・グリーン」を軸に、Mカーボンルーフや専用グラフィック、直列6気筒エンジン向けの新技術を組み合わせています。
今回の発表では、M4クーペ記念仕様のボディサイズや最高出力などの詳細は示されていません。
参考として、日本で販売される「BMW M4 Competition M xDrive クーペ」のボディサイズは全長4805mm×全幅1885mm×全高1400mm、ホイールベース2855mm、車両重量1790kgです。
同じく参考として、日本仕様のM4 Competition M xDrive クーペは、3リッター直列6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力530馬力/6250rpm、最大トルク650Nm/2750-5730rpmを発揮します。
デザインの核となるのは、「100 Years」の記念ロゴと「Nurburgring since 1927」の文字、そしてニュルブルクリンクのシルエットです。
これらをニュルブルクリンク・グリーンでつなぎ、モデルごとに異なるグラフィックや素材、アクセントカラーへ落とし込んでいます。
M4クーペでは、Cピラー、リアサイドセクション、フロントドア、トランクリッドにペイントグラフィックを配置。
Mカーボンルーフにはエディション専用のストライプとブラックのMロゴが入り、ホイールは「826M」ライトアロイにニュルブルクリンク・グリーンのアクセントが加わります。
ボディカラーはブラック・サファイア・メタリックも選択でき、この色を選んだ場合はキドニーグリルのフレームにもグリーンが配されます。
フロントヘッドレストには、ニュルブルクリンクのシルエット刺しゅうが施されます。
インテリアは、ブラックのレザーにグリーンとホワイトのコントラストステッチを組み合わせた仕立て。
直列6気筒モデルには、同じステッチと12時位置のマーカーを備えるMアルカンターラ・ステアリングホイールを採用し、センターコンソールとドアシルには「100 Years」の記念ロゴが入ります。
技術面のトピックが「BMW M Ignite」です。
BMWが特許を持つ副室式(プリチャンバー)点火システムで、「M3(エム・スリー)」とM4は2026年7月から同技術を搭載したモデルの生産を開始し、「M2(エム・ツー)」は同年8月から生産を開始しています。
高負荷時の効率を高めて燃料消費を低減し、性能を損なうことなくユーロ7規制への適合にも寄与するとしています。
エディションの顔ぶれは、M2、M3セダン、M3ツーリング、M4クーペ、「M5(エム・ファイブ)」セダン、M5ツーリング。
二輪は「M 1000 RR(エム・セン・ダブルアール)」「M 1000 R(エム・セン・アール)」「M 1000 XR(エム・セン・エックスアール)」の3モデルで、それぞれ世界100台限定です。
二輪3モデルには、Mトラックパッケージ、ニュルブルクリンク・グリーンのアクセントストライプ付きカーボンホイール、ブラックのリアスイングアームとリアフレーム、「100」の刺しゅうが入るシート、「one of 100」と記されたエアボックスカバーなどを備えます。
全長20.8km、73のコーナーに加え、大きな高低差や変化に富むコース特性を持つノルドシュライフェは、世界でもっとも要求の厳しいサーキットのひとつとされています。
BMW MとBMWモトラッドはここでシャシーやパワートレイン、空力、ブレーキ、熱管理を組み合わせてテストし、その知見を量産車の開発へ直接反映しています。
BMW M GmbHのフランク・ファン・ミールCEOは「ニュルブルクリンクは単なるサーキット以上の存在で、BMW Mにとって第二の故郷」とし、BMW Mの量産車はすべてノルドシュライフェでテストされていると述べています。

受注は、M3セダン、M3ツーリング、M4クーペ、M5セダン、M5ツーリングが2026年9月から。M2は2027年1月から、二輪3モデルは2026年10月19日から受注を開始します。
価格と日本での展開は、今回の発表では明らかにされていません。
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エディションのタグライン「Born on the Racetrack. Made for the Streets.」は、モータースポーツの知見を公道向けの高性能モデルへ移転する考え方を示しています。M4クーペでもBMW M Igniteが、モータースポーツから量産車への直接的な技術移転を示しています。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。























