20年以上ぶり“全面刷新”!? トヨタ“新型”「ハイエース」!? 便利な「4ナンバー」の“200系”サイズ採用&ビッグな「ハイルーフ」モデルもある「コンセプト」に注目
トヨタの商用ワンボックスカー「ハイエース」。200系と呼ばれる現行型はすでに20年以上が経過した長寿モデルとなっていますが、未だに改良を続けています。 そんなハイエースですが、セミキャブオーバータイプのボディでは、年々厳しくなる衝突安全基準のクリアが難しく、それに対応するためにフルモデルチェンジを余儀なくされる可能性が高まっています。そこで再注目したいのが、ジャパンモビリティショー2025にてサプライズ発表がなされた「ハイエースコンセプト」なるモデルです。
便利な「4ナンバー」の“200系”サイズ採用
トヨタの商用ワンボックスカーとして高い人気を誇っている「ハイエース」。200系と呼ばれる現行型は2004年8月デビューとすでに20年以上が経過した長寿モデルとなっていますが、2026年1月に実施された一部改良ではプリクラッシュセーフティの機能が向上したほか、それまで装備されていなかったレーダークルーズコントロール(カーブ速度抑制機能付)が初搭載されるなど、未だに進化し続けています。
そんな人気のハイエースではありますが、現在のようなシート下にエンジンを配するセミキャブオーバータイプのボディでは、年々厳しくなる衝突安全基準のクリアが難しく、それに対応するためにフルモデルチェンジを余儀なくされる可能性が高まっています。
そこで再注目したいのが、ジャパンモビリティショー2025にてサプライズ発表がなされた「ハイエースコンセプト」なるモデルです。
全体のフォルムは2023年のジャパンモビリティショーで公開された「KAYOIBAKO(カヨイバコ)」を踏襲したスタイルとなっていましたが、今回はハイエースコンセプトの標準ルーフモデルとして再登場しました。
現行型のハイエースとは異なり、フロント部に短いながらもボンネットが備わっており、パワートレインはここに搭載される想定となっているようで、カヨイバコのときはBEVとされていましたが、ハイエースコンセプトは使われる仕向地に合わせたパワートレインが搭載されるとのことで、ガソリンやハイブリッド、BEVにFCEV(燃料電池車)まで、幅広いものを検討しているとされていました。
また、この標準ルーフモデルは短いボンネットが備わったにも関わらず、現行型と同じく4ナンバーサイズをキープしているいうことで、街中での取り回しなどへの影響は最小限となっているようです。
一方、ハイルーフモデルはホイールベースも延長されたスーパーロングボディとなっており、JMS2025では移動診察室がコンセプトとなっていましたが、助手席側がピラーレスとなり、広い室内空間を実現していたこともあり、ビジネスで使うことはもちろん、キャンピングカーのベースとしても注目を集める仕様となっていました。

実は現在、日本国外向けのハイエースは2019年に登場したいわゆる300系と呼ばれるモデルが現行型となっているのですが、こちらは標準ボディでも200系のスーパーロングに匹敵する全長となるなど日本で使うには大きすぎるサイズとなっているため、日本向けにはこの300系は導入されずにハイエースコンセプトをベースとした新型が投入されるという見方が大半となっています。
ただセミキャブオーバータイプの200系も荷室寸法の関係などでこれでないとダメ、というユーザーも少なからず存在するため、法的に販売が難しくなるまでは併売という形がとられる可能性もありそうです。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。


























































































