トヨタ「新型ヴォクシー」に反響殺到! 最廉価モデル“廃止”に「安いヤツなくなったの!?」と驚く声も! “顔面激変”&大型メーター採用の「超人気ミニバン」販売店で聞かれた「巷の反応」とは!
2026年5月12日、トヨタはミドルサイズミニバン「ヴォクシー」の一部改良を実施しました。首都圏のトヨタディーラーで、ユーザーからの反響や最新の納期などについて問い合わせてみました。
トヨタ「新型ヴォクシー」に反響殺到!
トヨタは2026年5月12日、ミドルサイズミニバン「ヴォクシー」の一部改良を実施し、同日に発売を開始しました。
その後のユーザーからの反響や最新の納期について、首都圏にあるトヨタディーラーに話を聞いてみました。
2001年11月、初代ヴォクシーは「『みんなでやりたいことを詰め込んで出かけたくなるより快適に』『より便利に』『より安心な』ミニバン」としてデビューしました。
6年半が経過した2007年6月には2代目へとフルモデルチェンジ。2014年1月には3代目に、そして現行モデルにあたる4代目は2022年1月に登場しています。
デビューから25年経った現在にいたるまで、歴代すべてのヴォクシーはユーザーから支持され、絶大な人気を獲得しています。
現行型はデビューから4年半が経過した2025年9月、初となる一部改良を実施しており、今回は2回目となります。

主な改良内容としてはカーボンニュートラルの実現に向けて、ハイブリッド車に統一(ウェルキャブを除く)している点が最大のトピックといえるでしょう。基本的にヴォクシーからガソリンエンジン仕様が廃止されてしまったというワケです。
また今回の一部改良では、外観(フロントまわり)の仕様変更が行われている点にも注目されます。いわゆる「フェイスリフト」をしているため、一部改良前とは見た目の印象が違うことを意味します。
具体的には、ヘッドライトの目元を強調するためにスタイリッシュなデザインを採用しており、リフレクター式LEDヘッドランプ(マニュアルレベリング機能付き)+LEDターンランプ+LEDクリアランスランプを全車に標準装備しています。
さらに、プロジェクター式LEDヘッドランプ(オートレベリング機能付き)+LEDターンランプ+LEDクリアランスランプ(デイライト機能付き)を、最上級「S-Z」グレードにメーカーオプションとして設定しています。
加えて全グレードを対象に、フロントグリル本体部分をブラック加飾に変更したほか、グリルガーニッシュをブラック加飾に変更(ニュートラルブラックのみ)し、17インチホイールを切削光輝+ブラック塗装+ダーククリアへと変更しました。
なおヴォクシーのボディサイズは全長4695mm×全幅1730mm×全高1895-1925mm、ホイールベース2850mmで、大きさに変更はありません。
内装にも手が加えられ、全グレード共通でシフトノブ、ウィンドウスイッチまわりをピアノブラック塗装に変更されています。
またS-Zグレードには、メーターフードを表皮巻き・ステッチ加工に、インストルメントパネルにステッチ加工追加と、一部にスエード調表皮に変更しています。
ほかにも、シート表皮の意匠変更、ドアトリムにステッチ加工を追加し、一部をスエード調表皮に変更しています。
装備の拡充および乗り心地の向上にも改良が加えられています。
メーターの液晶部分を大型化することで視認性を向上させました(S-Z:7インチ→12.3インチ、「S-G」:4.2インチ→7インチ)。
またショックアブソーバーの減衰力を最適化することで乗り心地の向上や、ノイズの侵入経路に防音材等を最適配置し車内の静粛性を向上しています。
これに加えて、前後方ドライブレコーダーの設定や、ドライブモードセレクトに「SNOW EXTRAモード」を追加設定(E-Four車に標準設定)したり、ワンタッチスイッチ付きデュアルパワースライドドアをS-Gにも標準装備として追加しています。
ボディカラーは「ニュートラルブラック」と「アーバンロック」の2つの新色が追加されました。
車両価格は、375万1000円から438万200円までです(いずれも消費税込)。
新しくなったヴォクシーに対し、ディーラーに寄せられている反響の声について、2026年6月下旬に首都圏にあるトヨタディーラーに問い合わせてみました。
「『ヴォクシーは注文可能ですか』といったお問い合わせをよくいただきます。ご納期まで半年以上掛かってしまいますが、ご注文可能です。
お客様のなかには『半年掛かるんだ……』ということで、泣く泣くご注文を断念した方もいらっしゃいます。
とはいえ今後、(以前のように)受注停止となる可能性もあるので、早めのご検討をおすすめしております」
他のトヨタディーラーにも話を聞きました。
「(ハイブリッド車より安価な)『ガソリンエンジンのヴォクシー(新車)は注文できますか』といったお問い合わせがしばしばあり、今回の一部改良でガソリンエンジン仕様はウェルキャブモデルのみとなったことをお伝えしております。
この情報をご存知でないお客様が意外と多いようで、驚かれるケースも多いです。
これまでは、ガソリンエンジン車であれば300万円台前半で買うことができましたが、ハイブリッド車に一本化されたことで、もっとも安い『S-G』グレードでも約380万円からとなります。
エントリーモデルが一気に底上げされましたが、兄弟車『ノア』でしたら、約330万円からお選びいただけますので、ノアという選択肢もありかと思います。
現在のご納期ですが、半年以上を見込んでおります」
※ ※ ※
安全装備の拡充などさまざまな要因で車両価格の上昇が続いており、ヴォクシーともなれば400万円前後が当たり前となっています。
そんななかで、ハイブリッドでなくてもいいから、少しでも安く買えるミドルクラス級のミニバンが欲しい、というユーザーが少なくないことも垣間見ることができました。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当。カーメディアの運営サポートや企画立案・ディレクションが得意分野。またオーナーインタビューをライフワークとし、人選から取材・撮影・原稿執筆・レタッチ・編集までを一手に担う。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911S(プラレール号)と2022年式フォルクスワーゲン パサートヴァリアント。

































