新車491万円! トヨタ「“新型”ヤリスクロス」に注目! 130馬力の「1.5リッターハイブリッド」&斬新「ハニカムグリル顔」採用! “7年目の大進化”遂げた欧州改良モデルとは
2026年7月、トヨタのコンパクトSUV「ヤリスクロス」欧州仕様の改良モデルがドイツで発表され、注文受付が開始されました。今後、日本のヤリスクロスも同様の内容の改良が実施されるかもしれません。
「ヤリスクロス」の欧州仕様が一部改良 日本仕様もいずれ?
2026年7月27日、トヨタのコンパクトSUV「ヤリスクロス」欧州仕様の改良モデルがドイツで発表されました。
フルモデルチェンジではなく、一部改良による商品力強化となっています。一体どのように進化したのでしょうか。
2020年に誕生したヤリスクロスは、「ヤリス」シリーズに共通する扱いやすいサイズ感や抜群の低燃費性能、使い勝手の良さはそのままに、力強いコンパクトSUVとしたことで、世界的なベストセラーモデルとして販売を伸ばしました。
日本でも新車販売台数でトップクラスを維持しているほか、欧州では2025年に20万台以上が販売される人気SUVへと成長しています。
今回ドイツで発表された改良モデルでは、デザインの刷新やインテリアの質感向上、最新ハイブリッドシステムの採用などが行われています。

フロントマスクには、ボディカラーと同色の新しいハニカムパターンのフロントグリルが採用されました。さらに新意匠のLEDヘッドライトやデイタイムランニングライトも採用され、より洗練されたデザインへと進化しています。
足元には、17インチおよび18インチの新デザインアルミホイールも装備されています。
新たなボディカラーとして、「セレスタイトグレー」とブラックルーフとのツートーン専用色「プレシャスブロンズ」が追加されました。
インテリアも質感の向上が図られており、ダッシュボードやドアトリムにはプラチナカラーのアクセントを採用。
上級の「Trail」グレードでは、環境にも配慮した新しい合成皮革「SakuraTouch」を採用しています。
ボディサイズは全長4167mm×全幅1765mm×全高1595mm、ホイールベース2560mm。改良でサイズは大きく変わっていません。
パワートレインは1.5リッターのガソリンハイブリッドで、システム最高出力が異なる2種類のモデル「Hybid 130(130PS)」と「Hybrid 116(116PS)」が展開されます。130PS仕様は日本には設定のない高性能バージョンです。なお、ハイブリッドを搭載しない純ガソリンモデルの設定はありません。
駆動方式はFFをベースに電動式4WDシステム「AWD-i」を継続して採用しています。
グレード構成は「ピュア」「アクティブ」「チームプレーヤー」「ラウンジ」「GRスポーツ」の5種類に設定され、従来の6種類から変更されました。
エントリーグレードのピュアは、Hybrid 116のみを搭載するFFモデルです。シンプルな設定ながらも、オートエアコンやLEDヘッドライト、9インチの「トヨタ・タッチ」、バックカメラや充実の予防安全機能を備えています。
アクティブグレードからは、130PSのHybid 130が選択可能でき、16インチアルミホイールやフロントのLEDフォグランプが追加されます。
そしてチームプレイヤーでは、17インチアルミホイールや10.5インチの「トヨタ・コネクト」、スマートキー、ワイヤレス充電器などを標準装備。インテリアにはサポートのしっかりとしたスポーティシートが装備され、AWD-iも選択可能です。
上質感を追求したラウンジでは、12.3インチのデジタルメーターやステアリングヒーター、ハンズフリー電動リアゲートやシートヒーターなど、充実の装備が魅力となっています。植物由来の「サクラタッチ」レザー調素材が前席に採用され、さらにブラインドスポットモニターなども追加されます。
スポーティモデルのGRスポーツでは、専用チューニングされたサスペンションと専用フロントバンパー、切削光沢18インチアルミホイールを装備。GRロゴ入りのウレタンレザー調スポーツシートは高いホールド性を確保し、ドライビングの質を高めています。
改良が発表された欧州仕様「ヤリスクロス」の販売価格は2万7640ユーロ(約491万円/2026年9月下旬のレート)からとなっており、納車開始は2026年9月頃となっています。
なおトヨタは2026年8月にヤリスクロスの一部改良を行いましたが、装備の充実化および「GRスポーツ」グレードの再設定を行ったのみで、現時点では今回の欧州仕様のような改良が行われていません。
いっぽうで、日本仕様のヤリスクロスは2020年8月に発売後、複数回の改良が行われていますが、デザインの大幅変更は行われておらず、すでにモデルイヤー7年目に突入しています。
これまでのトヨタ車では、欧州仕様のアップデートが日本仕様にも反映されてきた経緯もあり、今後、今回の欧州仕様の改良内容が国内モデルへ採用される可能性は十分にあるでしょう。続報に期待です。
Writer: TARA
トヨタ自動車のある愛知県在住。学生時代にクルマやバイクに魅了される。大手オイルメーカーに就職し、自らもモータースポーツに参戦開始。その後は鈴鹿サーキットで勤務しつつ、カートレースやバイクレースを経験。エンジンやサスペンション、タイヤや空力などの本格的な知識を得る。現在はプライベートでさまざまなクルマやバイクに触れながら、兼業ライターとして執筆活動に勤しむ。現在の愛車はトヨタ ヴォクシー/ホンダ N-BOX。

























