最強の新型「“4WD”ワゴン」初公開! 全長4.7mの流麗ボディに“680馬力”パワトレ搭載! 4ドアクーペもある新たなメルセデスAMG「CLA 45 4マチック+」独国で登場
メルセデス・ベンツは2026年7月9日、同社の高性能モデルを担うメルセデスAMGから新型「CLA 45 4MATIC+」をドイツで初公開しました。伝統のスポーツ性能をEVとして全方位に刷新した次世代の主役ですが、一体どのようなモデルなのでしょうか。
驚異の2.7秒! 革新の3モーターと次世代サウンドを採用
メルセデス・ベンツは2026年7月9日、同社の高性能モデルを担うメルセデスAMGから新型「CLA 45 4MATIC+(CLA 45 4マチック+)」をドイツで初公開しました。
CLA 45 4MATIC+は、メルセデス・ベンツのコンパクトモデル「CLA」をベースとした、メルセデスAMGのハイパフォーマンスモデルです。
従来のCLA 45は、2リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載する高性能モデルとして知られていましたが、今回発表された新型では電動パワートレインを採用。3基のアキシャルフラックスモーターを搭載する、新世代の高性能モデルへと進化しました。
ボディバリエーションは、4ドアクーペの「サルーン」と、ワゴンタイプの「シューティングブレーク」の2タイプを用意します。
ボディサイズは、サルーンが全長4742mm×全幅1859mm×全高1469mm、ホイールベース2790mmです。

シューティングブレークは全長4742mm×全幅1859mm×全高1471mm、ホイールベース2790mmとなっています。
荷室容量はサルーンが390リットル、シューティングブレークが450リットルで、さらにフロントにも101リットルの収納スペースを備えます。
エクステリアでは、AMG専用のフロントマスクを採用しました。
フロントには、10本の垂直ルーバーを配したAMG専用ラジエターグリルを装備。ハイグロスブラックのパネルにメルセデス・ベンツのスターマークを組み合わせ、AMGファミリーらしい精悍な表情を演出しています。
また、フロントスプリッターやワイド化されたフロントフェンダー、AMG専用サイドスカート、リアディフューザーなどにより、高性能モデルらしい迫力を高めました。
足元には標準で19インチホイールを装着し、オプションで20インチホイールも設定されます。
さらに、空力性能を高めるアクティブエアロダイナミクスも特徴です。
サルーンにはアクティブリアスポイラー、シューティングブレークにはアクティブルーフエッジスポイラーを採用。走行モードや速度に応じて角度を変化させ、走行安定性や空力性能を最適化します。
なかでもシューティングブレーク用のアクティブルーフエッジスポイラーは、ガラスルーフからつながる部分をブラック、外側をボディカラーとすることで、パノラミックルーフがリアウインドウまで伸びているように見せる演出も取り入れられています。
最も注目すべきは、3基のアキシャルフラックスモーターを用いた新たなパワートレインです。
フロントに1基、リアに2基のモーターを搭載し、システム最高出力は500kW(680馬力)、連続出力は450kW(612馬力)、最大トルクは1759Nmを発揮します。
アキシャルフラックスモーターは、一般的な電気モーターよりも薄型で高出力化しやすい構造が特徴です。新型CLA 45 4MATIC+では、フロントモーターの幅がわずか9cm、リアの2基のモーターもそれぞれ約8cmに抑えられています。
駆動方式は、可変式4WDの「AMG Performance 4MATIC+」です。
3基のモーターを独立して制御することで、前後の駆動力配分に加え、リア左右のトルク配分にも対応。高いトラクション性能と安定性、そしてAMGらしい俊敏なハンドリングを実現したといいます。
0-100km/h加速は、1フィートロールアウト計測で2.7秒、通常計測で3.0秒。最高速度は250km/hで、「AMG DYNAMIC PLUSパッケージ」装着車では270km/hまで高められます。
バッテリーは、使用可能容量94kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載します。
航続距離は、サルーンがWLTPモードで670km超、シューティングブレークが640km超とされており、高性能モデルでありながらロングドライブにも対応できる性能を備えています。
また、800Vアーキテクチャを採用し、最大330kWの急速充電に対応。DC急速充電では、バッテリー残量10%から80%までを約22分で充電でき、10分間の充電で270km超の航続距離を追加できるとしています。
足まわりには、AMG RIDE CONTROLスポーツサスペンションを採用し、スチールスプリングと3段階の可変ダンピングを組み合わせ、快適性とスポーティな走りを両立。フロントには3リンク式サスペンション、リアにはマルチリンク式サスペンションを採用し、高い横方向加速度と扱いやすさを追求しています。
ブレーキは、フロントに6ポッドキャリパー、リアに1ピストンフローティングキャリパーを装備します。
走行モードは、「Slippery」「Comfort」「Sport」「AMGFORCE S+」「ECO」「Individual」の6種類を用意。AMG DYNAMIC PLUSパッケージ装着車では、サーキット走行向けの「RACE」も選択できます。
なかでも「AMGFORCE S+」では、2リッター4気筒エンジンのサウンドを再現した音響演出や、シートに内蔵された振動機能などにより、内燃機関車のような感覚を演出します。
このサウンドは、メルセデスAMG「A 45 S」を参考車両として計測したもので、13本のマイクを用いて1600以上の音響データを収録し、走行状況に応じてリアルタイムに再現するといいます。
インテリアは、スポーティさとデジタル技術を融合した空間です。
新型CLA 45 4MATIC+は、サルーン、シューティングブレークともに4人乗り仕様とされ、前席にはホールド性を高めたスポーツシートを装備。標準のシート表皮には、ナッパ調のARTICOレザー調素材とMICROCUTマイクロファイバーを組み合わせ、赤いステッチでAMGらしさを強調しています。
また、AMGパフォーマンスステアリング、AMGステアリングホイールボタン、ステンレス製スポーツペダル、AMGロゴ入りフロアマット、ブラックのルーフライナーなどを採用し、ドライバー中心のスポーティな雰囲気を高めています。
さらに、前席には標準でシートシェイカーを内蔵。AMGFORCE S+モードでは、サウンドと連動して内燃機関の振動を模した体感演出をおこないます。
インフォテインメントには、第4世代MBUXを採用。メルセデス・ベンツが自社開発した「MB.OS」をベースとし、ChatGPT、Microsoft Bing、Google GeminiといったAIを統合。音声アシスタントは複雑な会話にも対応し、MBUX Zero Layer上にアバターとして表示されます。
※ ※ ※
新型メルセデスAMG CLA 45 4MATIC+の欧州市場での価格や発売時期、日本導入の有無については現時点で明らかにされていません。
なお、リリースに記載された航続距離や電費などの数値は暫定値で、正式な認証値ではないとされています。
3基の高性能モーターにより680馬力を発揮し、0-100km/h加速3.0秒というスーパースポーツ級の加速性能を実現した新型CLA 45 4MATIC+。内外装や走行演出までAMGらしさを徹底した、新世代の高性能モデルとして大きな注目を集めそうです。
Writer: くるまのニュース編集部
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