新型「“四駆”セダン」初公開! ロングノーズの4ドアシルエットに“1000馬力超え”のパワーユニット搭載か! 91年の歴史を変える革命児! ジャガー「タイプ01」プロトタイプを英国で披露!

英国で開催された「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で、ジャガーの新型ラグジュアリー4ドアGT「Type 01(タイプ01)」プロトタイプが英国初公開されました。91年の歴史で最大級の変革を進めるジャガーが送り出す新世代BEVの姿と、現時点で判明しているスペックや特徴を紹介します。

新時代の幕開けを担うフラッグシップ

 2026年7月9日から12日まで、英国で開催された「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で、ジャガーの新型ラグジュアリー4ドアGT「Type 01(タイプ01)」プロトタイプが英国初公開されました。

 これまでで最も薄いカモフラージュをまとって姿を現したことで、市販モデルのデザインの一端がより鮮明になり、同年9月に予定される世界初公開への期待が一段と高まっています。

 新生ジャガー初の市販BEVとなる「Type 01」について、現時点で判明している情報を紹介します。

 1935年の創業以来、英国ブランドのジャガーは唯一無二の存在として、美しくも大胆なデザインや最高峰のパフォーマンスを追求し続けてきました。

 なかでも1961年に登場した「E-type」は、ロングノーズが印象的な流麗なシルエットで、ジャガーを象徴する名車として広く知られています。

 近年は電気自動車「I-PACE」やパフォーマンスSUV「F-PACE」、2ドアスポーツカー「F-TYPE」などをラインナップしていましたが、いずれも生産を終了しています。

 そんなジャガーは2021年、「Reimagine」戦略を発表し、ラグジュアリーBEVブランドへ転換する方針を打ち出しました。

 さらに2024年11月にはブランドを刷新し、新しいロゴを発表。同年12月にはマイアミ・アート・ウィークでデザインコンセプト「TYPE 00」を世界初公開し、「Copy Nothing(なにもののコピーでもない)」という思想を体現する大胆なデザインで大きな話題を呼び

グッドウッドで姿を現した新型「Type 01」プロトタイプ。市販モデルに近いデザインが見えてきた。
グッドウッドで姿を現した新型「Type 01」プロトタイプ。市販モデルに近いデザインが見えてきた。

 TYPE00の名称は、E-typeやF-TYPEといった歴代の名車にも受け継がれてきた“TYPE”の名を冠したものです。

 エクステリアは、ジャガーらしい長く端正なボンネットが特徴。BEVのため従来の大型グリルは必要ありませんが、フロントには立体的な加飾を施し、存在感のある表情を演出しています。

 ボディ全体は直線と曲線を巧みに融合させた伸びやかなシルエットを採用。ピレリ製の高性能タイヤ「P ZERO」とアルミ一枚板から削り出した23インチホイールを組み合わせています。

 ホイール中央には、従来のロゴに代わる「J」と「r」を組み合わせた新しいモノグラムを配置。

 跳躍するジャガーをモチーフにした「リーパー」エンブレムも刷新され、ボディサイドの真ちゅう製インゴットに組み込まれています。

 また、リアにはバックドアガラスを設けず、ガラスルーフを採用するなど、従来の常識にとらわれないデザインも特徴です。

 TYPE 00の発表後、ジャガーは約150台のプロトタイプを世界各地で走行させ、大規模な開発テストを実施しました。

 そして2026年5月には、Type 01がフォーミュラEモナコ大会の開幕前にモナコ市街地サーキットを走行。

 カモフラージュが施されていたものの、TYPE 00の基本デザインを受け継ぐことが確認されました。

 なお、Type01の車名の「0」には排出ガスゼロ、「1」にはジャガー新時代の幕開けという意味が込められています。

 2026年9月に世界初公開される市販モデルには、フォーミュラEで培った技術やノウハウが投入される予定です。

 パワートレインは四輪駆動のトリプルモーターを採用し、最高出力は1000PS超、最大トルクは1300Nm超を発揮するとされています。

 さらに、オールホイールステアリングやインテリジェントトルクベクタリングを採用し、高い走行安定性と快適な乗り心地、そして意のままのハンドリング性能を目指しています。

※ ※ ※

 Type 01は、今後登場するジャガーの新世代モデルすべての礎となる重要な1台です。グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでは、これまでで最も薄いカモフラージュをまとったプロトタイプが英国で初めて一般公開されました。世界初公開まで残り約2か月となるなか、その完成形に注目が集まっています。

【画像】超いいじゃん! これが“まもなく発表”の新型「“四駆”セダン」です! 画像を見る(30枚以上)

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Writer: 山城颯太

理系国立大学を卒業後、自動車メディアを中心にフリーランスのライターとして活動中。TOEIC 925点。クルマから電車、飛行機まで乗り物大好き。主に新型車のグレードに焦点を当てたモデル紹介、海外車の執筆などを担当。

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