トヨタ「ハイエース」サイズの「“新型”ワンボックスカー」登場! 全長4.7mサイズで「5人乗り乗用モデル」も設定! “多彩なボディ”も用意するキア新型「PV5」どんなモデル?
新型ワンボックスカーのキア「PV5」が日本で販売を開始しました。どのようなモデルなのでしょうか。
「ハイエース」サイズで低床フラットな荷室のBEVワンボックス「PV5」
2025年10月に開催された「ジャパンモビリティショー2025」にて、日本初披露がなされたBEV(バッテリー電気自動車)のワンボックスカーであるキア「PV5」が2026年5月、ついに日本での販売を開始しました。
はたしてどのようなモデルなのでしょうか。
キアは韓国に本社を持つ自動車メーカーであり、過去にはマツダなどから技術供与を受け、OEMモデルを現地生産していたほか、1990年代には日本法人を立ち上げて正規販売を行うなど、日本にも縁のあるメーカーとなっています。
そんなキアの新型PV5は、同車のBEV専用プラットフォームである「E-GMP.S」を採用することで、ユーザーの幅広いニーズに対応する多様なボディタイプを組み合わせることを可能としました。
そのため、シートバリエーションはもちろんのこと、ハイルーフ化やロングホイールベース化など、さまざまなボディを比較的容易に架装することが可能となっており、最大で16種類ものバリエーション展開も計画されているとされています。

ただ、今回日本に導入されたPV5は今のところボディは1種類のみで、乗用モデルの「パッセンジャー」が3グレード、商用モデルの「カーゴ」が2グレードの展開となっています。
ボディサイズは全長4695mm×全幅1895mm×全高1925mmとなっており、全長と全高はトヨタの商用バン「ハイエース」のロングバン仕様にほど近いもの(幅はハイエースのワイド並み)。
ただしPV5はフロントにパワートレインモジュールを搭載した前輪駆動(FF)レイアウトのBEVということで、低床かつフラットな荷室スペースが大きな魅力となっています。
エクステリアデザインは近未来的なBEVらしいモダンなスタイルとなっており、乗用モデルでは7色、商用モデルでは3色のボディカラーを設定。
乗用モデルはリアゲートが一般的な跳ね上げタイプになるのに対し、商用モデルは観音開きとなるほか、商用モデルはリアのウインドウが備わらないパネルバンタイプになるという違いが存在します。
インテリアでは乗用モデルが5人乗り、商用モデルは2人乗りとなり、内装色は両方に設定される「ディープネイビー」のほか、乗用モデルには「テラコッタブラウン」と「ライトヒューマングレイ」といったカジュアルなカラーが用意されるのも嬉しいところ。
搭載される駆動用バッテリーはロングレンジモデルが71.2kWh、スタンダードモデルが51.5kWhとなり、航続距離は乗用モデルで前者が521km、後者が377kmと十分な性能を有しているほか、車外への給電機能(V2L)や建物への給電機能(V2H)も標準搭載で、もちろん日本の充電規格であるCHAdeMO(チャデモ)にも対応しています。
価格(消費税込)は乗用モデルが679万円から769万円、商用モデルが619万円から679万円となります。
なお、2026年7月11日・12日の両日に開催された「東京キャンピングカーショー2026」では、早くもこのPV5をベースとしたキャンピングカーが複数展示されるなど、注目度は高くなっています。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。







































