「タイヤの“空気圧”、最近チェックした?」ちょっとした油断が“ひどい事故”の原因に! 未然に防ぐ「秘訣」とは!
日常点検でつい忘れてしまうタイヤの「空気圧」チェック。しっかり点検していないと重大な事故につながる可能性もあります。ではどうして空気圧のメンテナンスを怠ると事故につながるのか確認していきましょう。
怠ると“重大な事故”の原因に!?未然に防ぐ秘訣とは
普段、クルマのメンテナンスで意外と見落とされているのが「タイヤの空気圧」です。
クルマが路面と接している面積は、タイヤ1本につきハガキ1枚程度しかなく、空気圧が低下するとタイヤの形状が変化し、クルマに様々な影響を及ぼします。
例えば、タイヤの形状が変化することで走行抵抗が増え、偏摩耗を引き起こし、燃費や乗り心地の悪化なども発生します。最悪の場合、タイヤが破裂(バースト)し、自分だけでなく周りを巻き込んだ事故に繋がる可能性もあります。
では、空気圧が高ければ良いのかというとそうではなく、空気圧が高いことで接地面積が狭くなり、スリップしやすくなったり、グリップ力が低下したりします。また、空気圧不足と同様に偏摩耗が生じ、バーストを引き起こす可能性もあります。
そのため、それぞれのタイヤには適正な空気圧が設定されており、自身のクルマの適正数値は、運転席側のドア開口部などに貼られている「空気圧表示シール」などで確認できます。
この数値を維持することでメーカーの考える本来の性能を発揮できますが、空気圧は目視での確認が困難なため、業界団体からは定期的な点検が推奨されています。
しかし、実際はガソリンスタンドやカー用品店などで提案され、初めて点検依頼をするという方も少なくありません。
過去に日本自動車タイヤ協会(JATMA)が実施した調査では、高速道路を利用する車両の約4分の1が空気圧不足の状態で走っているとのデータもあります。

タイヤ内部の空気は意図せずとも自然に低下していく性質をもっており、乗用車用タイヤの場合、1か月で5%ほど低下するとされています。
その対策として通常の空気の代わりに窒素ガスを充填する方法がありますが、低下速度を遅らせることはできても、完全に抜けないわけではありません。
そのため、ガソリンスタンドのほか、カー用品店や自動車ディーラーなどで1か月に1回ほど定期的に点検をしてもらい、空気圧の把握や調整をすることが重要です。
また、近年販売された新型車などには「タイヤ空気圧監視システム(TPMS)」が搭載されている車種もあります。仕様は車種によって異なるため、事前に取扱説明書に目を通し、動作条件などを確認しておくといいでしょう。
このようにタイヤの空気圧はクルマを運転する上でとても大事な要素となっています。少しの油断で大きな事故につながる可能性もあるため、「まだ大丈夫だろう」と思わず、定期的な点検や調整を忘れずにやっていきましょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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