まもなく施行! “生活道路”は「30km/h」に規制強化! 道交法改正にあわせ「移動式オービス」取締りも強化!? 高速化&低速化が進む日本の道路と“ドライバーの賢い付き合い方”とは!
最高速度「120km/h」の高速道路が増加する一方で、「30km/h」の生活道路が増えています。じわじわと変わりゆく日本の道路と歩調を合わせながら、我々ドライバーも運転スタイルや意識をマイナーチェンジしていく必要がありそうです。
“生活道路”は「30km/h」に規制強化!
日本の高速道路といえば、「最高速度100km/h」が一般的な認識です。“昭和”を知るドライバーなら、速度超過している際に「キンコンキンコン」と鳴り続ける、鉄琴のような警告音を覚えている方も少なくないはずです。
時代は変わって2020年の9月以降、高速道路の一部区間を対象に、最高速度が「120km/h」まで引き上げられています(一部車両を除く)。
現在では、新東名高速の「御殿場JCT~浜松いなさJCT:約145km」、東北自動車道の「花巻南IC~盛岡南IC:約27km」ならびに「佐野藤岡IC~岩槻IC:約41km」、東関東自動車道「四街道IC~成田JCT:約20km」が、120km/h走行の対象区間に。その他、常磐自動車「桜土浦IC~岩間IC:約30km」が、最高速度110km/hで運用されています。
現代のクルマが持つポテンシャルや世界的な物差しで見ると、まだ全体としては“低速”と言えるので、120km/hの対象区間が広がるのは「大歓迎!」という声がほとんどでしょう。
また、120km/h区間だからといって、事故やトラブルが増加しているといったデータを見かけないことも安心材料になります。
![“生活道路”は「30km/h」に規制強化![画像はイメージです/Photo:Himakina/PIXTA(ピクスタ)]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2027/06/20260603_ZONE_30_pixta_121862779_M.jpg?v=1780450670)
一方、軽自動車が120km/hで爆走している姿を見かけると、「大丈夫かな?」と心配になることもあるはずです。
実際、軽自動車、特に昨今主流となっている背の高い「軽スーパーハイトワゴン」に乗っているユーザーなどからは、「120km/hはちょっと怖い」「横風でハンドルを取られそうになる」「エンジン音がものすごい」といった不安の声も聞こえてきます。
そもそも車重が軽くて重心も高い軽自動車は、高速安定性や横風への対応力に劣ります。出力に余裕があるターボ車でも、燃費が大きく悪化します。
そのため、無理に120km/hで走ろうとせず、余裕を持ったスピードで走行車線を走る方が、安全面でも心理面でも経済面でもオススメです。
“高速化”がゆるやかに進む高速道路に対し、いわゆる生活道路では「30km/h規制」の区間が増え始めているようです。
これは2026年9月1日から施行される、改正道路交通法を見据えた動きと思われます。
具体的には、主に地域住民が日常生活に利用するような中央線などがない道幅の狭い道路において、これまで最高60km/hに設定されていた最高速度が30km/hに引き下げられるというものです。
実際、筆者(のぐちまさひろ)が住む首都圏の住宅街エリアでは、これまで40km/h規制だった区間に「30km/h規制」の標識が新設されていました。
そうした生活道路は大通りの抜け道になっているようなところも多く、過去には事故の発生もみられます。
今回の規制強化にあわせるかのように、地域によっては移動式オービスを設置し、臨時で速度取締りをおこなっているケースもあるといいます。これまで以上に慎重な運転が望まれるところです。
※ ※ ※
高速道路や生活道路の“速度変更”は、クルマやバイクとの新しい付き合い方を提案しているともいえます。
じわじわと変わりゆく日本の道路と歩調を合わせながら、運転スタイルや意識をマイナーチェンジしていくのも悪くないはずです。
Writer: のぐち まさひろ
ゴルフとサウナと愛犬のチョコをこよなく愛するライター&ディレクター。20年ほど従事したクルマ系メディアの編集者からフリーランスになり、これから何をしていこうか色々と妄想中。SAJスキー検定1級/国内A級ライセンス/小型船舶2級/サウナスパ健康アドバイザー所持。ホームコースは「南総カントリークラブ」で、直近1年間のハンデ推移は「7.7」→「8.6」→「7.1」→「5.6」。















