4輪駆動で最高出力468馬力! 爆速SUVが凄すぎた!? 斬新デザインのクロスオーバーSUV「カヴィラ」 台湾で体感
IT大手の鴻海グループが設立したEVブランドのフォックストロン。同社が台湾で発表した新型電動SUV「カヴィラ」のデュアルモーター仕様を体感。高い静粛性を備えた白基調の内装や、468馬力を発生する俊敏な走りの実力をレポートします。
鴻海系EVが挑む市場変革、テスラ対抗の新型SUV「カヴィラ」が備える高い競争力とは
EVブランドのフォックストロン。今回、現地で発表されたばかりの新型電動SUV「カヴィラ」を体感してきました。
フォックストロンは、IT製造大手の鴻海(フォックスコン)グループと、現地の自動車メーカーである裕隆(ユーロン)グループが合弁で設立した企業。
今回試乗した「カヴィラ」のデュアルモーター仕様である「Pioneer」は、裕隆グループのブランド「ラクスジェン」で先行販売されているモデルと基本構造を共有しています。
日産系車両も手がける苗栗工場で生産されており、車両の土台となる品質面にも配慮されたモデルとなっています。

実車の外観は、フロントとリアに貫通式のスタイリッシュなLEDライトと、空力美学に基づいたアルミホイールが採用され、先進的な佇まいを見せています。
ボディサイズは全長4695mm×全幅1905mm×全高1625mm、ホイールベース2920mm。5人乗りの室内は、白の皮質素材を基調に黒を組み合わせた2トーンのクリーンなデザインでまとめられています。
荷室容量は後部トランクが625リットルから最大1603リットル、フロントトランクにも67リットルの空間が確保されており、家族での旅行やキャンプ装備も余裕を持って積載できます。
運転席に座ると、12.3インチの全液晶デジタルメーターと、中央に配置された15.6インチの大型タッチスクリーンが目を引きます。
フロントガラスやサンルーフ、4枚のドアガラスには双層隔音ガラス(二重遮音ガラス)が採用されており、外部のノイズを遮断した静かな空間が形作られています。
さらに、12スピーカーを持つSEASブランドの音響システムや、3種の香りが選べるフレグランス機能も装備。
また、停車中に電力を維持できる維持モード、ペットモード、キャンプモードといった空調機能に加え、高出力1900WのV2L(Vehicle to Load)供電機能により、車内外で家電や事務機器を使用することが可能です。

公道での走りは力強くスムーズな仕上がりです。4輪駆動のデュアルモーター仕様は最高出力468馬力(349kW)、最大トルク700Nmを発揮し、0-100km加速は3.8秒を記録します。
車重は2286kgありますが、アクセルを踏み込むと瞬時に力強い加速が得られます。搭載される82.7kWhのリン酸鉄リチウムイオン(LFP)電池により、WLTC基準で538kmの航続距離を実現。
ドライブモードはECO、Comfort、Sport、Snowから選択でき、回生ブレーキは5段階の調整のほか、ワンペダルモードも利用できます。
DC急速充電は最大175kWに対応し、10%から80%まで30分で完了します。
競合とされるテスラ「モデルY」と比較して価格が抑えられており、高いコストパフォーマンスと実用性を兼ね備えた1台でした。
Writer: くるまのニュース編集部
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