シエンタ顔に!? トヨタらしい大口デザイン採用 新型「パッソ」は何が変わった?
トヨタ自動車は2018年10月10日に新型「パッソ」を発表しました。ここでは2016年にリリースされた旧型との違いについてお伝えしていきます。
2016年以来のモデルチェンジでよりオシャレな姿に
トヨタ自動車は2018年10月10日にコンパクトカーの新型「パッソ」を発表。生まれ変わった新しい姿を公開しました。
2016年4月12日にフルモデルチェンジされた「パッソ」は、広い室内空間と安定感のある走りを115万200円(Xグレード)という魅力的な価格で実現したモデルです。
今回のモデルチェンジではエクステリアと安全機能に手が加えられていますが、特に「MODA」モデルではフロントグリルの拡大や、L字型のフォグランプベゼルでワイド感を強調。コンパクトミニバンの「シエンタ」にも見えるようなデザインとなりました。
ベースグレードといえる「X」でも同様に、フロントグリル上部に添えたシルバー塗装のアクセントでシンプルかつシャープな印象を加味しています。
また、どちらの車種ともにインテリアのデザイン性を向上させた他、リアのリフレクター周りのデザインに変更を加えることでよりスタイリッシュなリアビューが構築されています。
走行に関わるパワートレインはマイナーチェンジ前と変わらずに、1リッターエンジンと無段変速機のCVTが採用されていますが、安全面では、歩行者も検知する衝突回避支援ブレーキや、夜間での歩行者の早期発見に貢献する オートハイビームなどをパッケージ化した衝突回避支援システム「スマートアシストIII」を搭載。
さらに、真上から見ているように周辺映像をナビゲーション画面に表示する「パノラミックビュー」対応のナビレディパッケージをオプション設定することで、駐車時の安全確認がサポートされています。
従来モデルのスマートアシストII標準装備の最も低価格なグレード「X“L package・S”」が131万7600円だったのに対して、新型では124万2000円の「X“S”」にスマートアシストIIIを標準装備していることからも、新型はお買い得感が高いといえるでしょう。
旧型では発売からおよそ1カ月時点で約1万6500台を受注していただけに、新型「パッソ」の売れ行きも気になるとことです。
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