「すごい土砂崩れ…」 京都の国道9号が「通行止め」 西京区は“大渋滞”も発生 山岳区間で「法面崩壊」し車線塞ぎ中… 解除は「未定」 代替路として京都縦貫1区間を無料開放
京都市左京区から亀岡市にかけての国道9号が通行止めになっています。
台風の影響で法面崩壊 通行止め解除は「未定」
2026年6月29日現在、京都区内の国道9号が通行止めになっています。
現在のところ、通行止め解除の予定は未定です。
国道9号は京都市下京区から、兵庫県北部、鳥取県、島根県と山陰側を経由し、山口県下関市を結ぶ道路です。京都府内では、下京区の烏丸五条から西進し、桂川を渡ると沓掛から山岳区間に入り、亀岡から福知山に向かいます。
2026年6月26日、台風7号の接近により、京都府内は全域で大雨に見舞われ、浸水被害が出たほか、一時はレベル4(土砂災害危険警報)からレベル5(緊急安全確保)の警報が出されています。
国道9号の沿線各地でも大雨が降り続き、26日の朝、西京区大枝沓掛町付近の「老ノ坂峠」で法面の土砂が流出。同日の6時50分から全面通行止めとなりました。
通行止め区間は「沓掛」交差点から亀岡市の「王子」交差点までの約5.7kmです。

ちょうど現場は西京区の市街地から亀岡に向かって山岳区間に入ったところで、京都市内に向かう上り線側の進行左側の法面から土砂崩れがあった模様です。土砂は1車線をふさぐように路面に流れ出ており、岩のような塊と樹木も見えます。
道路を管轄する国土交通省 京都国道事務所は、当日に「道路防災ドクター」による現地の調査を速やかに行い、原因や対策について協議しました。
原因について同事務所は「現地状況から、大雨の影響により、浸透した水が岩盤と表層風化部の境界を流下した結果、表層風化部が不安定化し、崩壊したと推察される」としています。
応急対策としては、土砂崩れがあった箇所とその背後にある斜面をブルーシートで保護するとともに、土砂の撤去と土のうの設置を行い、雨が落ち着きいてから斜面の亀裂を確認し、まずは交互通行で通行止めを解除するとしています。
また同事務所では同日18時より、並行する自動車専用道路「京都縦貫道」のうち、沓掛IC〜篠ICを代替路として無料で通行させる措置を開始しています。
ただし、京都縦貫道は原付など125cc以下のバイクや自転車、歩行者の通行はできないため、注意が必要です。
復旧工事は連日行われ、現場では土のうの設置と大型作業車を出動させ、崩壊した法面の仮復旧を実施しています。
29日12時現在も通行止めは継続されており、解除の未定は発表されていません。
なお、この影響で国道9号では激しい混雑が発生しており、京都市側の通行止め開始地点となる沓掛交差点から西京区の中心部にかけ、1km以上の渋滞が発生しています。迂回路もないため、時間にはかなり余裕をもって出発したほうがよいでしょう。


















