三菱の「“スライドドア”ワゴン」に熱視線! クラス超え“300万円級”でも爆売れする理由とは? わずか2年半で全面刷新した「デリカミニ」の魅力に迫る
三菱の軽スーパーハイトワゴン「デリカミニ」が人気となっています。2代目となる現行モデルはどのような魅力があるのでしょうか。
三菱の「“スライドドア”ワゴン」なぜ人気?
2025年10月にフルモデルチェンジが発表され、軽自動車市場で確固たる地位を築いている三菱「デリカミニ」。発売直後から高い人気をキープしており、現在も好調なセールスを記録しています。
しかも、男性的なイメージが強い三菱車でありながら、購入ユーザー(初期受注)の男女比は「6:4」と、女性からの人気も高いのが特徴となっています。
また、先進安全装備を網羅したターボ×4WDの最上級グレード「T Premium DELIMARU Package」は290万7300円(消費税込)と、軽自動車としてはプレミアムな価格帯であるにもかかわらず、約7割のユーザーが選んでいるというデータもあります。
諸費用を含めれば300万円クラスとなる本格派モデルですが、妥協のない仕様を求めるユーザーから高い支持を集めているようです。
2023年5月の初代デビューから、約2年半という短いスパンで行われた今回の全面刷新ですが、初代が築き上げた「軽スーパーハイトワゴン×SUV」という特徴を受け継ぎつつ、フルモデルチェンジによって中身も大きな進化を遂げました。
2代目デリカミニとはどのようなモデルなのでしょうか。

進化したエクステリアは、一見すると初代の魅力を色濃く残していますが、現在の三菱のデザインアイデンティティである「ダイナミックシールド」をボディ同色とし、バンパーとの一体感をアップ。そのバンパーも下部をスキッドプレート風とすることで、アウトドア感をプラスしています。
また、Aピラーの角度はより立ち気味になり、スーパーハイトワゴンらしいスクエア感が増すとともに、フェンダーやリアバンパーをブラック塗装することで、SUVらしい力強さも演出しています。
このようなSUVらしい力強さを持ちながらも、ハードになりすぎないのがデリカミニの絶妙なバランスです。今やブランドの人気キャラクターとなった「デリ丸。」を彷彿とさせる半円形のLEDポジションランプは、新型でひと回り大型化。
愛嬌のある憎めないフロントマスクに仕上げられており、さらにスーパーハイトワゴンならではの便利なスライドドアも備える実用性の高さが、女性からも高く支持される理由となっています。
もうひとつのトピックは、パワートレインを従来のマイルドハイブリッドシステムから、52馬力のNA(自然吸気)エンジンと64馬力のターボエンジンへ刷新したことです。新たに開発されたCVTの制御を最適化することで、優れた環境性能をキープしながら、よりダイレクトでスムーズな走りを実現。
さらに、高い人気を誇る4WDモデルには、専用チューニングされたサスペンションや、悪路脱出をサポートする独自のグリップコントロールといった三菱ならではの走破性を高める機構が備わります。
ネット上でも「やはり見た目が大事だと再認識させられるクルマ」「スーパーハイト系が欲しいなら第一候補」「安全性、静粛性、走行性を全部持ってますね」と高評価。また女性からも「とにかくフロントマスクが愛らしい」「軽とは思えない存在感だけど、威圧感がなくていいです」と好評の様子です。
一方で、軽自動車としては高価格帯である点を指摘する声も一部にありますが、その充実した装備内容を見れば納得のいく仕上がりと言えます。
特に、12.3インチの大画面インフォテイメントシステム(Google 搭載)と7インチの液晶メーターを一体化した先進的なインパネをはじめ、ETC2.0、撥水加工されたシート生地、ステアリングヒーターなどを標準装備。さらに運転支援機能「e-Assist」に加え、上級グレードには高速道路同一車線運転支援機能「マイパイロット」や、プラズマクラスター機能付オートエアコンなど、登録車並みの機能が惜しみなく盛り込まれています。
数年後のリセールバリューまで考慮して、あえてこのフル装備の最上級グレードを選ぶオーナーが多いのもうなずけます。
個性の強いデリカミニなので、万人に受けるスタンダードカーとは一線を画しますが、これからも独自の魅力を放つ人気モデルとして、市場でも路上でも圧倒的な存在感を発揮し続けるでしょう。
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軽スーパーハイトワゴンという激戦区において、独自のポジションを完全に確立したデリカミニ。ルックスの愛らしさだけでなく、中身の劇的な進化を見れば、現在の好調なセールスも当然の結果といえます。
乗るたびにワクワクさせてくれるこの個性派モデルは、これからも日本の道路を楽しく彩ってくれそうです。
Writer: くるまのニュースライター 金田ケイスケ
2000年代から新車専門誌・輸入車専門誌編集部を経て独立。専門誌のみならずファッション誌や一般誌、WEB媒体にも寄稿。
中古車専門誌時代の人脈から、車両ごとの人気動向やメンテナンス情報まで幅広く網羅。また現在ではクルマに限らずバイクやエンタメまで幅広いジャンルで活躍中。






















































