神出鬼没の「移動オービス」が埼玉で盗まれた!? まさかの「窃盗被害」で注目される「速度取り締まり機」どう取り締まるのか
2026年6月18日、「移動式オービス(可搬式オービス)」が埼玉県内で盗難に遭ったと報じられました。いったいどのような機器が盗まれたのでしょうか。
神出鬼没の移動式オービスはどうやって運用されている?
ネズミ捕りであれば、定番ポイントのような場所があり、地域住民にも比較的良く知られていることもあってか、地元のドライバーが違反することはあまりありません。
しかし、どこにでもすぐに設置できる移動式オービスは神出鬼没で、地元のドライバーでも予測できません。
そのため移動式オービスが設置される場所を予測することはとても難しいのですが、逆に移動式オービスが設置できない場所を見極めることはある程度可能です。
窃盗事件のところで述べたように、警察官が安全に監視できる場所があることや、移動式オービスを運ぶ警察車両を駐車しておけるなどの条件が必要です。
![近年は「移動式オービス」を画像のような「拠点」へセットして使用する速度違反自動取締装置、通称「半固定式オービス」も増えています[画像は取締り機器未セットの状態(沖縄自動車道にて)/撮影:オービスガイド]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2027/01/20260113_01_ORBIS_OKINAWA_Highway_.jpg?v=1768281072)
ただし、片側2車線の道路では、1車線を封鎖して積み下ろし後、車両を別の場所へ移動するなど様々なケースがあります。
警察署や駐在所の近くに設置される場合は、日によって50メートルずつ移動したりすることもあるようです。
そんな移動式オービスですが、新聞・ラジオ・SNS・警察のホームページなどで事前に予告される地域もあります。
また、幹線道路の電光掲示板に「県内移動式オービス実施中」や「可搬式オービス取締中」などと表示されている場所もあります。
固定式のオービスの場合、必ず手前に設置されている予告看板ですが、移動式オービスの場合は、設置する地域と設置しない地域があるようです。設置しない地域は、SNSなどでの告知を予告看板の代わりにしているとしています。
移動式オービスが「何キロ以上の違反から撮影するのか」が気になる人もいるでしょう。
これは交通状況により自由に警察官が設定するようですが、一般的に15キロ以上速度超過すると撮影されるといわれています。
固定式オービスの場合は、一般に免停となる「赤切符」レベルが基準となっているようですが、移動式オービスは「青切符」レベルでも対象となります。なかでも、もともと速度域が低い生活道路などは特に厳しく取り締まる傾向にあります。
移動式に限らず、オービスはフラッシュを光らせて撮影をおこないます。
筆者に対し、「そのフラッシュの光の強さはどのくらいか」と質問されることがあります。
これはほんの一瞬ですが、日中でもとても明るく光ります。仮に違う方向を見ていたりまばたきをしていても、普通の人であれば気がつくくらいの明るさです。
筆者も移動式オービスにテスト撮影された経験がありますが、1メートル先でスマホのフラッシュ撮影された感じです。運転に支障をきたすことはありませんが、99.9パーセント気が付くと思います。
「光ったように感じた」レベルの人は、何かの反射や見間違いかもしれません。
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そもそも移動式オービスとは、速度超過をしていなければ全く関係のないことです。
オービスがあろうがなかろうが、周囲を思いやり安全な速度で走ることが大切なのは、いうまでもありません。
Writer: オービスガイド 大須賀克巳
2008年よりドライバーのための情報を共有するネットワーク作りにとりかかり、現在は「オービスガイド」(アプリ・WEB)を開発と運営。
北海道から沖縄まで、全国全てのオービスを定期的に現地調査。今後も取締り情報に限らず、車に乗る人が安全で快適に、楽しく運転できる仕組みを作りたいと日々奔走している。




































































































