トヨタ新型「“最強”カローラ」に問合せ“殺到”! 高性能「4WDターボ」×リアシートなしの“2人乗り”究極仕様はもう2度と出てこない? 「GRMNカローラ」が販売店でも話題に

GAZOO Racingが発表した「GRMNカローラ」について、販売店に最新情報を聞いてみました。

見た目からしてただ者ではないオーラを発する「GRMNカローラ」は、まさに究極のGRカローラだ

 2026年6月2日、トヨタのモータースポーツ部門であるGAZOO Racing(ガズーレーシング:以下、GR)は、究極の「GRカローラ」ともいえるトヨタ「GRMNカローラ」2を発表しました。
 
 その後、ユーザーから寄せられた反響について、首都圏のトヨタディーラーに問い合わせてみました。

 GRカローラは2023年にデビューした、最新の12代目「カローラ」をベースとするパイパフォーマンススポーツハッチバックです。

 そして今回登場したGRMNカローラとは、「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」を掲げるGR、そしてマスタードライバーの“モリゾウ”こと豊田 章男 会長の原点であるドイツ・ニュルブルクリンクサーキット(ニュル)をドライバーが安心して全開で走り切れることを目指した究極のGRカローラです。

 事実、モリゾウ氏の「GRMNを名乗るならニュルをしっかり走れるクルマに」という言葉を受け、ニュルで鍛え上げられたモデルです。

 低速域からレーシングスピードに至るまで、荒れた路面であってもクルマを意のままに操れる一台に仕立てられています。

 現在、GRシリーズは「GRMN」「GR」「GR SPORT」の3つに大別され、そのなかでもGRMNは最上位グレードに位置付けられます。

 GRMNは、「GAZOO Racing tuned by Meister of Nurburgring」の頭文字を取ったもので、公道だけでなくサーキット走行も視野に入れた専用チューニングが施される特別なモデルです。

トヨタ「GRMNカローラ」
トヨタ「GRMNカローラ」

 外観における特徴として、エンジンフードやフロントフェンダー、フロントサイドスポイラー、リアウイングなどにカーボン素材を採用している点が挙げられます。

 これに加えて、S耐(スーパー耐久シリーズ)やニュルブルクリンクのレースで磨き上げた専用エアロパーツによって空力性能と接地性の向上を図っています。

 内装についても、高い横Gに対応する優れたホールド性を追求した、専用設計のフルバケットシートが採用されており、スーパー耐久シリーズ参戦車両のドライビングポジションも参考に開発されています。

 さらに、専用植毛インストルメントパネルやフロントピラートリム、MORIZOサイン入りパッド、GRMN専用シリアルナンバー入りプレートなども装備されるなど、ドライバーがより運転に集中できるコクピット空間を実現しています。

 パワートレインには、GRカローラと同じ1.6リッター直列3気筒「G16E-GTS」型インタークーラーターボエンジンを搭載します。最高出力は304馬力なのも共通ですが、最大トルクは400Nmから415Nmへと高められました。

 トランスミッションは6速マニュアルのiMTのみを設定。GRMNカローラ専用のクロスミッション仕様となり、8速スポーツAT「GR-DAT」は設定されません。

 駆動方式は、アクティブトルクスプリット4WDによって4輪へ最適に駆動力を配分するシステム「GR-FOUR」を採用しており、さらに4WD制御において専用チューニングが施されています。

 足まわりも、専用のモノチューブショックアブソーバーを前後に採用しており、ショックアブソーバーにはコーナリング時の接地性を高め、高速旋回性能を引き上げるためにリバウンドスプリングを追加しています。

 これも、ニュルブルクリンクでの荒れた路面に対応するために走行テストを重ねて追求した機能のひとつで、同時にタイヤの拡幅とミシュラン製ハイグリップタイヤ「パイロットスポーツカップ2」(245/40R18サイズ)を装着しています。

 また、GRカローラとの大きな違いのひとつが乗車定員であり、GRカローラが5人乗りであるのに対し、GRMNカローラはリアシートを取り払った2シーター仕様となっています。

 その結果、車両重量は1450kgとなり、GRカローラの6速MT車比で30kgの軽量化を実現しています。

 ボディサイズは全長4410mm×全幅1850mm×全高1475mm、ホイールベースは2640mmです。

 GRカローラと比較すると、全長・全幅・ホイールベースは共通ですが、全高は5mm低くなっています。

 GRMNカローラは、日本、北米、豪州を中心に台数限定で販売される計画で、詳細な仕様や価格などについては未定です。

 日本国内においては2026年秋頃からスマートフォン向けアプリを通して商談に関する申し込み受け付けを開始し、2027年内に発売する予定としています。

 なお、2シーター・6速MTのGRMNカローラに加え、GR-DAT(スポーツ8速オートマチックトランスミッション)搭載の5人乗り仕様「MORIZO RR」も開発中だといいますが、こちらの発売時期は未定とのことです。

 そんなGRMNカローラに関するユーザーの反響について、6月中旬に首都圏のトヨタディーラーに問い合わせてみました。

「『どこで実車が見られるのか』といったお問い合わせから『何台トヨタ車を買えば手に入れられるのか』といった過激なものまで。是が非でも手に入れたいというお客様からの熱視線がすごいです。

 ディーラーには展示車がございませんが、6月28日まで『富士モータースポーツフォレスト』ウェルカムセンターで実車が展示されているので、ご興味がおありの方はぜひ足を運んでみてください」

 ほかのトヨタディーラーにも問い合わせてみました。

「発表の段階で『即予約を入れなければ』といったお客様が数名いらっしゃいましたね。今年の秋頃からスマートフォン向けアプリを通して商談に関するお申し込み受け付けを開始しますので、現時点ではご注文やご予約は承れない状況です。

 我々スタッフのなかにも『GRMNカローラが欲しい』と公言している者もいます。実際には難しいかもしれませんが、気持ちは分かりますね。

 もう、こんなモデルは2度と出てこないかもしれないですね」

 誰もが認める究極のGRカローラ。歴史に残る名車として、50年後、100年後も語り継がれていくモデルとなる可能性が高そうです。

【画像】超カッコイイ! これが最強の「2人乗りGRMNカローラ」です! 画像で見る(30枚以上)

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Writer: 松村透

株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当。カーメディアの運営サポートや企画立案・ディレクションが得意分野。またオーナーインタビューをライフワークとし、人選から取材・撮影・原稿執筆・レタッチ・編集までを一手に担う。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911S(プラレール号)と2022年式フォルクスワーゲン パサートヴァリアント。

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中古車価格(税込)

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新車価格(税込)

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