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1年間に東京ドーム7個分の面積を拭き取るワイパー いつ交換するべき? どんな症状が交換のサインか

フロントガラスに付着した汚れや、打ち付ける雨を一瞬で拭ってくれる、クルマにはなくてはならない存在のワイパーですが、劣化していることに気がつかない、気がついたとしても、次の車検で交換すればいいと思っている人も少なからずいるかもしれません。

ワイパーの劣化、気がついていますか?

 ワイパーは、フロントガラスに付着した汚れや、打ち付ける雨を一瞬で拭ってくれる、クルマにはなくてはならないものです。しかし、クルマに乗る機会が少ないとワイパーを使うことも少なく、劣化に気がつかなかったり、気がついたとしても、次の車検で交換すればいいと思っている方も、いるかもしれません。

ワイパーは雨天時の視界を確保する重要な装備です

 ワイパーを交換せずに使用し続けていると、だんだん拭う性能が落ちていき、いざというときに役に立たない、ということになりかねません。ワイパーが使えなくても、クルマが動かなくなるわけではないので軽く見られがちですが、視界を確保するための重要な装備です。

 一般的に「ワイパー」と呼ばれる部分は、大きく分けて「ワイパーアーム」「ワイパーブレード」「ワイパーブレードラバー」からできており、交換となった際に簡単に取り外すことができるのは、ワイパーブレード(以下ブレード)とワイパーブレードラバー(以下ラバー)となります。

 ブレードは金属製のものが使われてきましたが、現在では樹脂製も多く、近年では風の抵抗なども考慮されたデザインのものが主流になってきています。

 ブレードは、ラバーをガラス面に均一に密着させる重要な役割がありますが、ラバーに比べると固い素材でできているため、劣化しないように思われがちです。しかし劣化するとラバーにかかる圧力が均一でなくなってしまい、不具合の原因になる可能性があります。

 ラバーは、文字通りゴムでできているため性質上劣化しやすく、日光が当たりやすい場所に設置されていることもあり、紫外線などにより硬化して痛んできます。

 雨天を走行時などでワイパーを使った際に、一部分だけ拭き切れない、音が鳴る、といった経験をしたことがある方もいると思います。この状態はワイパー部品の劣化が原因かもしれません。

 しかし、いざワイパー部品を交換する際、とくにラバーはたくさんの種類があってよくわからないといったことや、ワイパー部品を交換しても症状が改善しない、といったこともあると思います。ワイパーの劣化でどのような症状が出るのか、交換時期の目安やラバーの種類について、カー用品店であるオートバックスの本部にうかがいました。

ワイパーの交換時期は? どんな症状が交換のサインか

──ブレードやラバーの交換時期として、具体的な決まりはありますか。

 道路運送車両法の保安基準などで具体的に規定されていることはありません。日本ワイパーブレード連合会では共通して、ブレードは1年、ラバーは半年での交換を推奨しております。

──交換の目安として、どのような症状があげられますか。

 ブレードやラバーの交換目安となる症状は「スジもや」「ビビリ」「にじみ」「拭きムラ」の4種類があります。

「スジもや」は、細いスジ状の線が残ってしまったり、全体に不透明感が出てしまう症状を示し、原因としては、ラバーに異物が付着している場合や、ラバーの摩耗になります。

 ラバーに異物が付着している場合は、除去していただければ改善することがあります。それでも改善されない場合は、ラバーが摩耗してしまっていると思われますので、新しいラバーに交換いただくのが一番だと思います。

「ビビリ」は、ワイパーが音を立てて跳ねる状態になっていて、ワイパーがスムーズに動かなくなってしまいます。原因はラバーが変形している、またはガラス面にワックスなどが付着していることです。この場合は、ガラス面を洗浄してワックスなどを落としていただき、それでもだめならラバーを交換していただくことをおすすめします。

「にじみ」は、拭いた後に水が滲んだような不規則な跡が残ります。原因はブレードに変形がある場合や、ラバーが変形、硬化してしまっているなどです。この場合は、新しいラバーに交換するか、ブレードごと交換していただくのがよいでしょう。

「拭きムラ」は、拭いたときにムラが出てしまい、拭き跡が均一でない状態のことを示します。ブレードの変形が原因となりますので、新しいブレードに交換していただくことをおすすめします。

いろいろなタイプのワイパーを画像でチェック(5枚)

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